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公開日 2005/01/06 16:07

マランツ、ニュープレミアムデザインのプリメインアンプ「PM-15S1」を発売

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PM-15S1
●日本マランツ(株)は、新たなスタンダードモデルとなるプリメインアンプ「PM-15S1」を2005年3月下旬より発売する。価格は157,500円(税込)。

本機は、2004年夏に発売したプリメインアンプのフラグシップ機「PM-11S1」のテクノロジーを継承し、なおかつコストパフォーマンスを高めたモデルとなる。

本機は、「PM-11S1」「SA-11S1」で初めて採用した 「ニュープレミアムデザイン」 による新設計の筐体を開発。この新しいデザインは 「光による表現」 を基本コンセプトとし、ブルーのイルミネーションが立体的なフォルムを浮かびあがらせる。同デザインコンセプト、同本体サイズのSACDプレーヤーSA-15S1と組み合わせると、非常に美しくセットアップすることが可能。

また、「PM-11S1」で新たに開発した 「HDAM(R)SA2」を本機でも採用。マランツオリジナルの高速電圧増幅モジュールである HDAM(R) の最新バージョンであり、コンパクトに作られた「HDAM(R)SA2」は、信号ループの最短化、外来ノイズ飛び込みの低減化、実装面積の小型化などのメリットを実現する。本機では回路の要所であるラインバッファー、プリバッファー、プリアンプ、パワーアンプの各部に搭載している。

プリアンプ部は電流帰還型を採用した新設計のもの。ボリュームには新開発の0.5dBステップで制御可能なリニアコントロールボリュームを搭載。また、ディスプレイ表示部には蛍光表示管タイプにくらべ格段にノイズ発生の少ない液晶タイプを採用し、オーディオ回路への影響を排除している。

また、PM-11S1のコンセプトを踏襲し、ライン入力端子に専用の HDAM(R)SA2 を使ったディスクリート構成のラインバッファーを搭載。さらに、リニアコントロールボリュームとラインバッファーの組み合わせにより、信号ラインを大幅に低インピーダンス化することが可能で、高域周波数でのチャンネルセパレーションを同社比で10dB以上改善した。

フォノイコライザーアンプにも電流帰還型を採用し、MC/MM型両方式のカートリッジに対応しており、フロントパネルのボタンにて簡単に切り替えることが可能。

パワーアンプはボルテージアンプ(電圧増幅回路)と完全電流帰還型のパワーバッファーアンプ(電力増幅回路)からなる2アンプ構成とした。これもPM-11S1の設計コンセプトを踏襲したもの。これによりスピーカーからの逆起電力による悪影響を低減する。

また、電源部/パワーブロック部の徹底した低インピーダンス化をはじめ、大電流部分への極太OFC配線材の使用、LAPTパワートランジスタの採用、信号回路を最短化した内部レイアウトなどにより、実際のスピーカー駆動力に大きく影響する瞬時電流供給能力を大きく向上させたのも注目できる。

電源部も強力。パワートランスには、高級アンプでは必ず採用されると言って良いほどのトロイダルタイプとし、うなりや漏洩磁束を従来タイプより大幅に低減した新開発のものを搭載した。その他、音質検討を重ねた大容量(15000μF)・ 低箔倍率・低インピーダンスのケミコン、ショットキーバリアダイオード等、高音質部品を随所に採用している。

さらに、環境にも配慮したクロムフリー1.2mm厚鋼板を使用したシャーシと3.0mm厚の底板からなるダブルレイヤー構造を採用している。

制御信号、グランドともにオーディオ信号系とは完全に分離し影響を排除した「フローティング・コントロール・バス・システム」を搭載。最大4台(8チャンネル)までのPM-15S1を高速双方向通信によりシンクロコントロールし、コンプリートバイアンプからマルチチャンネルまでフレキシブルに対応できる。

【問い合わせ先】
日本マランツ(株)
お客様相談センター
TEL/03-3719-3481

(Phile-web編集部)

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製品スペックを見る
  • ブランドMARANTZ
  • 型番PM-15S1
  • 発売日2005年3月下旬
  • 価格\157,500(税込)
【SPEC】
●定格出力(20Hz〜20kHz両ch同時駆動):90W×2(8Ω)、140W×2(4Ω) ●全高調波歪率(20Hz〜20kHz両ch同時駆動、8Ω負荷):0.05% ●周波数特性(CD、1W、8Ω負荷):5Hz - 100kHz±3dB ●最大外形寸法(本体):440W×123H×444Dmm ●質量(本体):18.0kg ●消費電力(8Ω負荷時):220W 
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