アナログからハイレゾまで豊富な音源の試聴デモを実施

<TIAS>リン、新KLIMAXシリーズを大々的にアピール/「KLIMAX DSM」モック登場

公開日 2011/11/03 17:42 ファイル・ウェブ編集部
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ガラス棟6F G603/G604リンジャパンのブースには、新しくなったKLIMAXシリーズの製品などが勢揃いしている。

スピーカー「KLIMAX 350」にパワーアンプ「KLIMAX SOLO/d」を組み合わせたデモを実施。もう一方のブースではスピーカー「MAJIK ISOBARIK」をメインにアナログプレーヤー「LP12」、ネットワークプレーヤー「KLIMAX DS/1」、モノラルパワーアンプ「KLIMAX SOLO」、ステレオプリアンプ「KLIMAX KONTROL SE」を使ったデモを行っている。

「KLIMAX 350」にパワーアンプ「KLIMAX SOLO/d」を組み合わせたデモ


こちらは「MAJIK ISOBARIK」をメインにした試聴ブース

「LP12」、「KLIMAX DS/1」などを組み合わせている
また、HDMIなど豊富な入出力を備えたネットワークプレーヤー「KLIMAX DSM」のモックも登場した。

KLIMAX DSM

底部にはインシュレーター付き


HDMIや光デジタル、同軸デジタルなど多彩な端子を備える
本機はKLIMAX DSやKLIMAX KONTROLに準ずる回路を搭載し、ネットワークプレーヤー機能とプリアンプ機能を備えた製品。HDMI端子は入力3/出力1。同軸デジタル入力端子と光デジタル入力端子はともに2系統。XLRも入力1/出力1系統を備える。そのほかRCA出力も1系統を装備した。

10月のリリース時には「11月発売」とアナウンスされていたが、全世界的に発売が遅れており、「来年になる見込み」(同社説明員)とのことだ。

機能を見ると一見AVアンプ的な要素を持つ本機だが、「AVアンプと違うのは、リンの独自DSPを使用し、“音声”に特化している点」(同社説明員)だという。

BDの音声や地デジの音声などを別の部屋に配信して楽しむことが可能。現在は2ch音声までの対応だが、今後ソフトウェアアップデートにてマルチチャンネル音声に対応する可能性もあるとのことだ。

また、iPhone内の音楽をDSMで再生することや、PC/MacのiTunesの音源を再生すること、PCで利用している配信サービスの音をDSMで聴くことができる、AirPlayに似た機能も備えている。こちらはAirPlay対応製品との互換性もあるようだ。試聴の際は最大382kHzまでのアップサンプリングが可能。デフォルトはアップサンプリングONになっており、つなげるDACの性能にあわせて「Konfig」を使ってサンプリング周波数を選ぶしくみになるとのことだ。

今回はリンプロダクツ代表のギラード・ティーフェンブルン氏も来日し、プレゼンテーションを行っている。ギラード氏のプレゼンや、評論家各氏による講演のスケジュールはこちらをご覧いただきたい。

リン・プロダクツ代表 ギラード・ティーフェンブルン氏

■フォトレポート

KLIMAXシリーズなど、各シリーズ製品をまとめて展示していた

こちらはAKURATEシリーズ


こちらはMAJIKシリーズ

SEKRIT DS-I

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