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公開日 2022/10/21 06:30
傷つきにくいリキッドメタル合金を採用

迷ったら急げ!iBasso Audioの限定DAP「DX320 Edition X」は新しい魅力を手にした“買い”のアイテムだ

野村ケンジ

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「DX320 Edition X」306,900円(税込・直販ストア)
iBasso Audioより、フラグシップDAP「DX320」の特別バージョン「DX320 Edition X」が、全世界500台、日本国内は70台の限定で発売された。

DX320 Edition Xは、世界初のAndroid OS採用DAP「DX100」の発売10周年と、iBassoの16周年を記念したアニバーサリーモデルだ。DX320をベースに、筐体素材をアルミ合金からリキッドメタル合金へ変更。デザインは抑揚のある流線型となり、より手に馴染みやすくなっている。

リキッドメタルといえば衝撃や傷に強く、ステンレスの約3倍もの硬度があり、腕時計などにも使われ始めている。スペシャルなデザインで、かつ傷がつきにくいというのは普段使いにも大変ありがたい。なお、一般的なアルミ合金と比べると6 - 10倍ほどの硬度だ。

読者の方々が気になるのは、DX320とDX320 Edition Xの音質的な違いだろう。そこで、これら両モデルを試し、音の違いを徹底チェックした。

DX320とDX320 Edition Xを比較レビュー

フラグシップにふさわしい性能を実現



気になる音質レビューに入る前に、DX320 Edition Xのスペックについて、さっと説明しておきたい。まずベースとなるDX320は先にも書いたが、同社の最上位DAPだ。先代の「DX300」からDACチップ構成やオーディオ回路を刷新。フラグシップにふさわしい、優れた低歪率と低ノイズ性を実現している。

また、DACチップにローム社 “MUS-ICシリーズ” の最上位モデル「BD34301EKV」をデュアル構成で搭載しているのも特徴的だ。こちらにiBasso Audioの独自オーディオ処理技術「FPGA-Master」を組み合わせることで、表現力の豊かなサウンドを実現しているという。

端子は3.5mmシングルエンド/2.5mmバランス/4.4mmバランスの3系統

アンプに関しては、ディスクリート設計のアンプカード「AMP11 MK2s」が付属している。端子は3.5mmシングルエンド/2.5mmバランス/4.4mmバランスの3系統を備え、特注アルミ電解コンデンサーを用いたチューニングを実施。最大出力電圧は7.1Vrms、最大出力レベルは1,200mW(32Ω)と、駆動にパワーを要するヘッドホンを容易にドライブできる高出力を持ち合わせている。

またアンプカードの交換に対応し、iBasso Super Class A アンプ回路搭載の「AMP12」、Nutube真空管搭載の「AMP13」を別売で用意。本体がリキッドメタル合金に変わったこともあり、DX320 Edition Xには、AMP12とAMP13専用の交換プレートも付属する。 “スペシャル” な外観を保ちつつ、交換を楽しめるのはありがたいかぎりだ。

アンプカードは交換用のプレートが付属(写真左はAMP13)

iBasso Audioのこだわりは、ソフトウェアにも盛り込まれている。なかでも最大の特徴が、Android 11と第5世代 Mango OSのデュアルOS仕様だろう。Androidで音楽ストリーミングなどを楽しめる環境を提供しつつ、音楽再生専用のMango OSで最高のオーディオ環境を持ち合わせ、使い勝手と音質の両立を図っている。他社ではほとんど例のない仕組みであり、DX320の魅力をさらに引き上げているのは確かだ。

気になるサウンドは? 2つのモデルを徹底チェック

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