トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > レビュー記事一覧

公開日 2019/04/19 06:30
【PR】評論家・折原一也が製品を試す

ソニー「HT-X8500」は “お手軽サウンドバーに革命を起こす” 高コスパモデル。実力徹底解剖!

折原一也

前のページ 1 2 3 次のページ


テレビのサウンドを手軽に高音質化できるサウンドバー。ソニーの最新機「HT-X8500」は、別筐体のサブウーファーがないシンプルな“一本バー”構成で、家族でリビングシアターを手軽に楽しむのにピッタリなタイプ。それでありながら、三次元立体音響「Dolby Atmos」にも対応するなど気合の入ったモデルだ。

実際に試した感想を最初に少しだけ言ってしまうと、このHT-X8500は三次元立体音響の再現能力、およびサウンドバーに求められる音の広がり感に、ズバ抜けて素晴らしい表現力を持っている。そんなHT-X8500の特徴とサウンドをレビューしていこう。

HT-X8500

■高機能化と省スペース化という相反するトレンドへの最適解

製品のチェックに入る前に、まずはサウンドバーの市場トレンドを解説しておきたい。

近年の映画やホームシアターでの音声面でのトレンドのひとつに、「Dolby Atmos」や「DTS:X」といったオブジェクトオーディオの採用がある。劇場映画では当たり前になっており、それを家庭に届ける手段としてブルーレイソフトにも採用作品が急激に増え続けている。

そんな三次元立体音響ソフトを楽しむために、サウンドバーにも各社から対応モデルが登場。ソニーからは2017年に「HT-ST5000」、2018年に「HT-Z9F」「HT-X9000F」といったDolby Atmos/DTS:X両対応モデルが登場し、このファイルウェブで僕もレビューしてきた。

そのなかでも、別筐体サブウーファーがないシンプルな“一本バー”タイプが急拡大している。ソニーが2018年に発売した「HT-S200/100F」のヒットは、大きな音が出せない日本の家庭ではサブウーファーは別筐体にするほどでなくてもいい、という声の現れという側面もあるのかもしれない。

つまり、高機能化と省スペース化という相反するトレンドがあるわけだ。そして、それに対する最適解としてソニーが送り出してきたのが、今回のHT-X8500なのである。

設置イメージ

■コンパクトながら最新技術や独自技術が満載

そんなHT-X8500の本体サイズは890Wx64Hx96Dmmというコンパクトな設計。スピーカーユニットは両端にフロントスピーカー、中央部分にデュアルサブウーファーという構成だ。

フルレンジスピーカーとサブウーファーを搭載

クラスを超えた空間再現能力。三次元立体音響は圧巻のクオリティ

前のページ 1 2 3 次のページ

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB