トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > Gadgetニュース

公開日 2022/12/20 18:18
帰還には使えないかも

水漏れが生じたロシア「ソユーズ宇宙船」、ラジエーターに穴と変色

Munenori Taniguchi
現在、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングしているロシア・ソユーズ宇宙船で、14日に発生した水漏れに関し、NASAとRoscosmos、ISSのクルーは問題箇所の検査を実施、冷却水が漏れ出たと見られる場所に「小さな穴」を発見した。

ISSを運営する関係機関および飛行士たちは、現在も協力して漏れが発生した原因を突き止めようとしている。12月18日には、ISSが備える大きなロボットアーム「Canadarm2」を使い、その先に装着されているカメラで漏れの発生場所および周辺を観察、ラジエーター部分に小さな穴を発見し、その周囲が変色しているのを確認した。

NASAは19日にこれを発表し、現在のところ「Roscosmosが、この穴が小隕石の破片に起因する可能性があるか、それがもとから設計されているラジエーターの通気孔のひとつなのかを決定するため、画像を評価中」としている。

14日に発生した冷却水漏れは、映像からわかるとおりかなり派手に液体が流出しており、漏れが止まったのは外部冷却配管内の冷却水がすべて外に出てしまったからと考えられている。これによって、実質的にソユーズ内部の温度を快適な値に維持する別の冷却配管からの熱を、簡単に外部に放出できなくなったと考えられる。

ISSは現在、軌道のどの位置にいても太陽の光に照らされる期間に入っている。ソユーズの外部冷却配管が機能しなければ、フライトコンピューターが過熱して正常動作しなくなる可能性が懸念されるため、ソユーズMS-22で地上へ帰還する予定である3人のクルーを、早期に帰還させる必要が出てくるかもしれない。

ただ、ソユーズにはラジエーター部分の小さな穴だけでなく、他の問題が生じている可能性も考えられる。12月18〜19日のロボットアームによる調査でそれはわからなかったようだが、もしソユーズに何らかの損傷が追加で見つかれば、場合によっては次のソユーズMS-23を前倒して無人でISSに送り、現在の帰還予定者を連れ帰るといった対応が必要になるかもしれない。

Source: NASA
via: Ars Technica

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 ネットワークオーディオを楽しむためには何が必要?必要な機材と周辺アイテムを総まとめ!
2 マリオカートも迫力満点! 家族の思い出を育む120型/5.1.2chのあるリビング
3 サウンドクリエイト、LINNの“薄型”パワーアンプ「KLIMAX SOLO 500」&NuPrimeをプッシュ!
4 【Qobuzダウンロードランキング】14歳のバイオリニスト、HIMARIのニューシングル『Corigliano:The Red Violin Caprices』が首位に!
5 ボーズ「Lifestyle」が復活。ワイヤレススピーカー/サウンドバー/サブウーファーの3種で最上位「Ultra」発売
6 ブライトーン、香港UNioのオーディオ用ネットワークスイッチ「Poki」発売。SFP光ファイバーケーブルも
7 “Z級映画”を月イチ劇場上映する「ZZZロードショー」。『殺人凧』『地獄の木馬2』『キャットネード』
8 Shokz、「オールナイトニッポン」に協賛。毎週火曜深夜「サカナクション山口一郎のANN」でラジオCM
9 ルームチューニングアイテム“アンク”のベストポジションを探せ!室内音響の専門家とともに検証
10 FOCAL Proの旗艦モニタースピーカー「Utopia Main 212」試聴会、5/13開催。ミセスの楽曲など手がけるエンジニアも登壇
5/8 10:37 更新

WEB