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公開日 2024/02/22 11:00
Bluetooth受信やmicroSDカード再生など豊富な機能を継承

Shanling、片手サイズまでコンパクト化した多機能ポータブルDAC/アンプ「H2」

編集部:成藤 正宣
MUSINは、同社取り扱いブランドShanlingから、USB-DAC/Bluetoothレシーバー/microSDカード再生機能などを備えたオールインワン・ポータブルDAC/アンプ「H2」を2月29日に発売する。価格はオープンだが、市場では税込27,940円前後での実売が予想される。

「H2」(ブラック/シルバー)

また、別売専用ケース「H2 Case」も同時発売。こちらは税込2,430円前後での実売が見込まれる。

別売専用ケースも同時発売

発売中の上位モデル「H7」「H5」よりも筐体サイズをさらに抑え、片手で操作できるワンハンドデザインとすることで携帯性を高めたモデル。

アンプ出力や入出力端子の種類などは上位モデルよりも抑えられている一方、機能面においてはUSB-DAC、Bluetooth受信、microSDカードからの楽曲再生、スマートフォンアプリからのリモートコントロール機能など、多くの機能を受け継いでいる。

上位モデルに比べ、片手で操作できるサイズまで小型化

DACチップにはシーラスロジック社製「CS43198」を採用し、PCM 384kHz/32bit、DSD256(11.2MHz)までの再生に対応。ヘッドホン出力は4.4mmバランス/3.5mmシングルエンドを搭載。ゲインのHigh/Low切り替えにも対応しており、バランス接続時は最大680mW@32Ω、シングルエンド時は最大180mW@32Ωで出力できる。

シーラスロジック製「CS43198」DACチップを搭載。USBコントローラーはXMOS「XU208」を採用している

従来モデルよりも高品質かつ小型設計を実現するため、新開発のオペアンプ回路を採用。低ノイズ/ハイスピードレスポンスが特徴のSG Micro社製オペアンプ「SGM8262-2」をデュアル構成で搭載し、またフィルタリングコンデンサーにELNA社製アルミ電解コンデンサー「Silmic II」を用いるなど、高い駆動力とダイナミックレンジを両立しつつ、温かみのある滑らかなサウンドを再生するとしている。

SG Micro製オペアンプ「SGM8262-2」など採用の新開発回路を搭載

Bluetoothはバージョン5.0に対応し、コーデックはLDAC/AAC/SBCをサポート。USB接続ではUAC1.0モードを搭載したことで、家庭用ゲーム機などとも接続可能となった。

本体底面には4.4mm/3.5mmヘッドホン出力をはじめ、USB Type-Cを2基、microSDカードスロットを1基配置。Type-Cはそれぞれデータ通信用/充電用となっており、電源供給に由来するノイズなどの悪影響をオーディオ信号から分離した。

ヘッドホン出力、データ/給電用USB Type-C、microSDカードスロットなどを底面に集中

本体上部には0.99型のLCDディスプレイと、電源ボタン/多機能ボタン/2つのダイヤルを搭載。電源のオン/オフやボリューム調整、microSDカード再生時の楽曲選択といった操作が行える。ディスプレイ下には2つのLEDインジケーターを備え、再生中音源のサンプリングレートや充電状況を色で確認できる。

上部には電源ボタン、ダイヤル、小型ディスプレイを配置

また、スマートフォンアプリ「Eddict Player」と連携することで、リモートコントロール機能「SyncLink」も利用可能。microSDカード内の楽曲をブラウジングするなど、H2の各機能をスマホの広い画面から操作できる。

「SyncLink」機能により、スマホアプリから遠隔操作が可能

本体素材には航空グレードのマグネシウム - アルミニウム合金を採用。連続再生時間は、バランス接続時で最長約10.5時間、シングルエンド時で約12.5時間。外形寸法は約71.5W×100H×21.5Dmm、質量は185g。

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