トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2018/01/08 15:14
「ORBI」「FITT360」

<CES>メガネ型とネックバンド型の「ウェアラブル360度カメラ」が登場

編集部:小野佳希
家電を始めとする様々な分野のブランドが世界中から集まるイベント「2018 International CES(Consumer Electronics Show)」の開幕を翌日に控えた1月8日(米国現地時間)、前夜祭的イベント「CES Unveiled」が開催された。各社の出展のなかから、本稿では「ウェアラブル360度カメラ」を出展していた2社を紹介する。

ORBI

まずサングラスタイプの360度カメラ「ORBI」を出展していたのが、米バークレーに本拠を置くスタートアップ企業のORBIPrime。両眼の脇と、左右両方のツルの先端(耳にかかる部分)に1基ずつの合計4基の小型カメラによって前後左右の映像を撮影するというもので、「360度動画撮影ができる世界初のアイウェアだ」とアピールしている。

両耳にかかる部分に後方撮影用のカメラを内蔵

1080pで連続60分までの360度動画記録が可能で、IP64相当の防水性能も備えるほか。本体にはmicroSDカードスロットも装備。クラウドファンディングでは世界各国から当初目標の362%となる約34万ドルを集めたとのことで、2018年8月の出荷を予定しているという。

一方、ネックバンド型の「FITT360」を出展していたのが韓国のLINKFLOW。こちらはネックバンド部に後方を捉えるカメラを2基、ネックバンド先端部の片方のみに1基というカメラ3台構成を採用。「世界初のネックバンド型ウェアラブル360度カメラ」だとしている。

FITT360

カメラはいずれも1080pで、最大90分間の360度動画を撮影可能。IPX6相当の防水性能を備えるほか、GPSも内蔵している。Kickstarterでのクラウドファンディングを間もなく開始し、2018年第2四半期中の出荷を予定しているとのことだった。

装着したところ

LINKFLOW社のスタッフは「現在一般的な360度カメラは手に持たねばならないタイプが多いが、FITT360なら両手を他のことに使える」と、ハンズフリーで360度動画撮影を行えるメリットをアピールしていた。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB