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公開日 2026/06/19 21:14
MUTECはD/Aコンバーターを参考出展

<OTOTEN>アクセサリーも熱い! ホームオーディオに使えるブリスのバランスケーブル/KaNaDeの “最高傑作” を謳う新インシュレーター

編集部:松原ひな子

一般社団法人日本オーディオ協会が主催する、国内最大級のオーディオ&ホームシアターの祭典「OTOTEN2026」が、本日6月19日(金)から3日間、東京国際フォーラムにて開催されている。


本稿では、ガラス棟7階G701のブリスオーディオ、KaNaDe(金井製作所)、MUTEC/AKG(ヒビノ)のブースレポートをお届けする。



一般公開日は6月20日(土)、21日(日)の2日間


ケーブル新製品からヘッドホンアンプ試作品、イヤホンまで取り揃える


ブリスオーディオは、6月17日(水)に発売されたばかりのXLRインターコネクトケーブル「AKAGANE XLR」を出展。アキュフェーズのD/Aコンバーター「DC-1000」、試作中のヘッドホンアンプと組み合わせたシステムで試聴ができる。



「AKAGANE XLR」240,000円(0.5m/税込)から


AKAGANE XLRは「YATONO XLR」の後継に位置づけられ、高機能・高純度銅を導体に採用。またシールドにも同じ素材を投入することで、インピーダンスの低いグランド接続にも抜かりない高いノイズ耐性を実現している。


加えて、単線を中心とし、周囲に撚り線を配置した新開発の撚り線構造「SpiralCore」を導入。これによって、太さはそのまま取り回しの良さを保ちつつ、音は低域の芯が出てくるようになったのだという。担当者は「重心が低めのどっしりとした音質」とコメント。ほか、独自の高音質化加工も線材に合わせて専用にチューニングを施している。



試聴用のシステム


また、液晶ディスプレイとスタンドの間に置きやすいサイズ感、USB Type-C給電で駆動でき、価格やサイズに対して充実した低域再生を行えることを目標として開発を進めているヘッドホンアンプの試作品(Ver.3)も参考出展されていた。20万円未満の価格で2026年内に発売予定だという。



ヘッドホンアンプの試作品(Ver.3)。形状やサイズはほぼ最終形態とのこと


FUGAKUやWATATSUMIで培った回路技術をもとに、電子ボリュームICに「MUSES72320」を搭載した完全新規の低ノイズ電源回路を設計。入出力端子は5極4.4mmとなっている。




フラグシップイヤホン「IBUKI」(直販1,000,000円/税込)も。8mm LCP振動板ダイナミックドライバー、Sonion製BAドライバー、静電トゥイーターを計9基搭載したトライブリッドイヤホン



ふるさと納税の返礼品「TAMAMURA」(寄付金額98,000円)。「純銀導体のモデルとしてはリーズナブル」とのこと。玉村町の花であるバラをイメージしたローズレッドのカラーを採用



職人技のKaNaDeインシュレーターから新作が登場


金井製作所は、KaNaDeブランドから8月に発売予定というインシュレーター「KaNade 07」(仮称)を出展。イベントではCDプレーヤー、ヘッドホンアンプ、ヘッドホンが用意されており、インシュレーターのあり/なしや、仮想アースのあり/なし、既存のラインナップとの聴き比べができる。



「KaNade 07」価格は3万円以下で調整中


KaNade 07は、安定化ジルコニアと酸化第二鉄を新たに加えた12種類の素材を独自の比率で配合、形状を計算して、一つ一つ手作業で研磨して仕上げたインシュレーター。特に弦楽器の鳴りを改善するとともに、酸化鉄の電気を運ぶ性質によって仮想アースとしても機能し、ノイズ低減にも効果が生まれるのだという。



基本となる8種の素材に調整を加えて、1年ほど試作を重ねたのだという


また、これまではインシュレーター2基を重ねて使用して、床からの跳ね返りを抑制できる状態を推奨していたが、KaNade 07は原料を増やしたことで1基でも十分な厚みが出せるようになり、使い勝手や設置性も改善された。




試聴も可能



ねらいは「新4番」と「6ES」の間くらいとのこと



インシュレーターの制作を一手に担う小林 満氏は、もとは日清紡ブレーキにてトラックやバス用のブレーキおよび摩擦材の開発を担当していたのだという。30年かけてブレーキをかけた際の “鳴り” を抑えるブレーキパッドを開発した後、培った知識と技術を活かしてオーディオの世界に飛び込み、さらに10年ほど経て現在に至る。


「KaNaDe 07はこれまでの頂点といっていいほどのものができました。ですので7.1から始めて、7.2、7.3‥とバージョンアップして今後も展開していきたいと考えています」とコメントしていた。



仮想アースも販売中


MUTEC注目のD/Aコンバーター「ASTRALIUS」が日本上陸!


ヒビノはMUTECとAKGをそれぞれブース展開。MUTECは台数限定のマスタークロックジェネレーター「MC-3+USB Gold LIMITED」を筆頭に、「MC-3+USB」や「MC-3+」、10MHzレファレンス・マスタークロックジェネレーター「REF10」「REF10 SE120」「REF10 NANO」を揃えて展示している。



マスタークロックジェネレーター “MC-3+シリーズ”、10MHzレファレンス・マスタークロックジェネレーター “REF10シリーズ”


注目はミュンヘン・ハイエンドで発表されたばかりのD/Aコンバーター「ASTRALIUS」。約1GHzの周波数帯域でDDS(Direct Digital Synthesis)プロセスの処理を行い、1GHz付近の最適値となるクロックレートに合わせることによって、低ジッター、低位相ノイズ、正確性を非常に高い水準で実現する「1Gクロックテクノロジー」を搭載。DACチップはESS製を採用し、PCM 768kHzとDSD512までに対応する。



「ASTRALIUS」発売時期と価格はまだ未定とのこと


担当者は「音質的にはかなりのグレードアップが期待できます。クロック自体MC-3+USBと同等のものを搭載しておりますので、外部入力の接続も可能です」と説明していた。会場では “REF10シリーズ” と接続した状態で試聴ができる。ちなみに本機に合わせてヘッドホンアンプも開発中とのこと。




ASTRALIUS背面。汎用性はかなり高そう



付属のリモコン




クロック信号伝送ケーブル「PC50BB」「PC75BB」も。プロのエンジニアからも好評を得ているという


AKGは「K240 STUDIO-Y3」の限定モデル「K240 STUDIO Limited Edition」や、フラグシップラインの「K812-Y3」「K872-Y3」、定番人気の「K712 PRO-Y3」などを揃える。



AKGブースの様子


K240 STUDIO Limited EditionのベースとなるK240 STUDIO-Y3は、2種類の素材を組み合わせた「TWO-LAYERダイヤフラム」構造、中心部と外縁部で厚みを変える「バリモーション・テクノロジー」を採用。さらに独自の「XXLトランスデューサー」を搭載し、プロ用途にも使用できるほど正確に音を再現するという半開放型ヘッドホン。



「K240 STUDIO Limited Edition」(実売8,900円前後/税込)


Limited Editionは「Deep Red」を施した日本限定のモデルで、海外からの訪問客がお土産に購入していく例もあるほどだという。マイケル・ジャクソンも参加した『We Are the World』のレコーディング現場で使用されていた実績から、映画『マイケル』の公開に合わせてさらに人気が高まっているとのこと。







Wuhan Aune Acousticsはaune audioから発売予定のフラグシップA級ヘッドホンアンプ「A17」を展示。回路設計、電源構成、放熱設計を全て刷新した







参考出展のKORG「Nutube 6P1」をデュアル搭載した真空管をポータブルヘッドホンアンプ「BX2 Magnum」や、フラグシップヘッドホン「AR9000」の試聴も可能







ワンモアは7月末からGREEN FUNDINGでプロジェクト開始予定のPhilipsのレコード/CDプレーヤー「FT1」とLC3対応アクティブスピーカー「FA3」を展示。先行価格はセットで10万円以下に調整中とのこと







日本ディックスはPentaconnのイヤーピース「COREIR mini」の金属コアにチタンを新採用した新モデルを参考出展。7月に発売予定で、価格は3,000円以下に調整中とのこと

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