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公開日 2022/05/27 19:41
メタリカコラボのアナログプレーヤーの登場

<HIGH END>“車載”レコードプレーヤーにウェスタン・エレクトリックのスピーカーなどユニークアイテムを紹介!

ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
5月19日から22日まで開催されていたミュンヘン・ハイエンド。レポートの最後に、会場で見つけた“愉快なものたち”をご紹介しましょう。

【“車載”レコードプレーヤー!?】
ミュンヘン・ハイエンドではDYNAUDIOやB&Wなど、いくつかの車載オーディオのデモカーも展示されています。そのうちの一つにELACのロゴが書かれた車が。近づいてみると…

ELACのロゴが描かれたフォルクスワーゲン

なんと車の中でもレコードが聴ける! プレーヤーの下に振り子時計のような重りがついていて、車が振動しても重りが揺れることでプラッターになるべく振動が伝わりにくくなっている模様。アナログプレーヤーはClear Audio製という本格仕様です。

Clear Audio製ターンテーブルとELACのスピーカーの組み合わせ。ラックも合わせてカスタマイズしてくれるそうです

【ウェスタン・エレクトリックのスピーカー】
ウェスタン・エレクトリックが「300B」の復刻に続いてミッドレンジのAir Motion Driver(AMT)「777」を発表したことは、オーディオファンの間でも話題になっていました。写真のイメージからはもっと巨大なものを想像していたのですが、案外(?)コンパクトなサイズ。音も決してレトロではなく、現代的なサウンドです。

ミッドレンジドライバー「777」を搭載したスピーカー

真空管アンプ「91E」と合わせて展示

【なぜワンコ?】
ドイツのアクセサリーブランド、TONARのブースではワンコがお行儀よくお留守番。ちゃんと出展者バッジもつけています。

泥棒が来ないか見張りだワン

TONARはJICOの代理店もやっており、「SETO-HORI」などの最新カートリッジも展示されていました。

JICOの「SETO-HORI」など日本のカートリッジも展示

【メタリカアナログプレーヤー】
Pro-Jectは、これまでにもビートルズのイエローサブマリンやローリング・ストーンズ、ガンズ&ローゼズとコラボしたアナログプレーヤーをリリースしていましたが、今年はメタリカモデルが登場。メタリカのバンドロゴをイメージしたエッジなデザインと全面ブラック仕上げ!

Pro-Jectのメタリカコラボのアナログプレーヤー

【水冷パソコン? 案外音がいいんです】
フランスのAUDIONECからは、プロトタイプとしてオーディオサーバー「THE ULTIMATE」を展示。なんだかピカピカ光っているし、見た目は完全に水冷パソコン!? 

フランスのブランド、AUDIONECのブース

これがなかなかすごい音がするんです。写真では分かりづらいですが、Roonをインストールしたパソコンと、HQPlayerをインストールしたパソコンの2台が一つになっている模様。日本でもTAIKO AUDIOというWindowsサーバーが話題になっていましたが、Windowsで音を追い込む可能性はまだまだ残されているのかもしれません。

光るのは音に関係あるのでしょうか…?

【テープの試聴&購入も】
ショウではテープレコーダーも大人気。ここで試聴して、そのまま購入していくこともできます。価格は数十ユーロから。

テープの試聴&購入もできます!

【Aries Ceratのホーンスピーカー】
インパクト大のAries CeratのAurora Horn Speaker。スピーカー以外にも、アンプやDAC等色々と展開しているようです。こんな見た目ですが、思った以上に繊細な音がします。ずっと見ていると吸い込まれそう。

Aries Ceratのブース

【宇宙船?コレなんでしょう?】
続いてはミュンヘンのマリオット・ホテルで開催されていた「HIFI DELUXE」の会場から。この宇宙船みたいな乗り物は何でしょう?

宇宙船?

答えはCDプレーヤーでした! イタリアの「OMEGA AUDIO CONCEPT」というオーディオブランドで、デザインも意匠もすべてが独特の世界観です。

正解は「CDプレーヤー」です!

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