PR 公開日 2026/04/09 12:00

ソニー「BRAVIA Theatre System 6」レビュー! “高コスパ”5.1chホームシアターシステムで自宅が映画館に

新スタイルサウンドバーの実力をチェック

なお、実機をセッティングして最初にびっくりするのが、サウンドバーとサブウーファーの接続仕様だ。というのも本機、サウンドバー側ではなく、サブウーファーの方にHDMI eARC/ARC端子が搭載されていて、テレビとサブウーファーを接続して音声信号を伝送する仕組み。そのサブウーファーにサウンドバーを有線接続し、サブウーファー側から音声信号の伝送と電源供給を行う設置スタイルになっている。 

近年はテレビ自体を壁掛けするとか、“壁掛け風”にセッティングできるスマートなテレビスタンドも増えている。

本機は、サウンドバー自体に接続されるケーブルが1本のため、身軽な状態になるので、そうしたスタイリッシュな設置需要にも応えられると感じた。絶対に電源が必要で床置きになる単体サブウーファーの方を親機とするのは、ひとつの考え方かもしれない。 

サブウーファーの背面端子部

ワイヤレスリアスピーカーを活かした新機能「マルチステレオ」も搭載

System 6のポイントとなるのが、同梱される左右のリアスピーカーと専用アンプ。いずれもコンパクトなサイズで、普段の生活空間にもパッと追加しやすい。

リアスピーカーおよびリアスピーカー用アンプ

設置方法は、左右のリアスピーカーをそれぞれ専用アンプに有線接続し、専用アンプを電源に接続するスタイル。親機となるサブウーファーと、この専用アンプがワイヤレスで繋がり、リアシステムへ音声の伝送を行う。

リアスピーカー自体には電源ケーブルを繋ぐ必要はない。専用アンプとの接続はどうしても有線になるが、付属ケーブルは長さ3mでかなり余裕があるので、アンプの設置場所はわりとフレキシブルに変更がきく。

ソニーはこれまでにも、既存のサウンドバー製品にオプションで組み合わせるワイヤレスリアスピーカー「SA-RS8」「SA-RS5」「SA-RS3S」などを積極的に展開してきた。これは、住宅事情に合わせて段階的にシステムをアップグレードする選択肢で、いわば「まずはバー単体、余裕ができたらリアを足す」という柔軟性である。

時代的にも、サウンドバーを軸にしてリアスピーカー組み合わせる考え方の製品は増えてきている。そこでソニーが今回のSystem 6で提示したのが、「リアル5.1chの没入感を、最初から10万円のパッケージに凝縮する」というコンセプトなわけだ。

サウンド機能としては、ソニーのサウンドバーでおなじみの独自バーチャルサラウンド技術「S-Force PRO フロントサラウンド」と、高精度なデジタル音場処理技術「Vertical  Surround Engine」を搭載し、臨場感のある音響空間を作り出す設計は抜かりない。

さらに、2ch音源をリアルタイムで立体的なサウンドに拡張する「サウンドフィールド」にも対応する。

……と、ここまでは既存モデルと同じなのだが、注目したいのは、リアシステムを効果的に駆動する新機能「マルチステレオ」だ。「サウンドフィールド」と連動し、2chで入力された音声を、そのままリアスピーカーからも出力する機能に対応した。

つまりは、大出力のサブウーファーとリアシステムを搭載する本格派の実力を、普段の2ch音声も含めて幅広いコンテンツで楽しめるようになっているのだ。次項から、そのあたりを詳しく語っていこう。 

音質レビュー(1):リアル5.1chで「いつものリビングが映画館に」

筆者の自宅では、System 6を17畳LDKに設置して使ってみた。テレビの向かい側にある本棚の上にリアスピーカーと専用アンプを設置し、その間は5〜6mほどあいている状態だ。

次ページ音質レビュー「これぞリアル5.1chならではの没入感」

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