真鍮削り出しのオリジナルシェルを採用

WAGNUS.、完全オリジナルの4.4mm 5極プラグ「EIR - “ARGENTA”」「EIR - “ORO”」

公開日 2026/04/16 08:00 PHILE WEB編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

WAGNUS.は、同ブランド完全オリジナルの4.4mm 5極プラグ“EIRシリーズ”より、「EIR - “ARGENTA”」「EIR - “ORO”」を発表した。公式オンラインショップでは4月14日から、同社ケーブル製品の標準仕様およびアップグレードオプションの展開を開始している。

アップグレード価格は「EIR - “ARGENTA”」が12,100円(税込)、「EIR - “ORO”」が3,520円(税込)。単体販売は「EIR - “ORO”」を2026年5月頃に開始予定で、「EIR - “ARGENTA”」の単体販売時期は未定としている。

「EIR - “ARGENTA”」

「EIR - “ARGENTA”」「EIR - “ORO”」は、WAGNUS.が独自開発した4.4mm 5極プラグ。従来採用してきたトープラ販売製プラグの供給終了を受け、最高品質の製品を継続して届けるために立ち上げたオリジナルプラグ開発プロジェクトの成果だとのこと。

前者は銀メッキ仕様ハイエンドプラグの品質を再現・昇華すること、後者は自社の音を余すことなく伝達する高品質な標準プラグを自ら作り上げることを目的に開発したという。 

開発では、「プラグそのものの構造が音質に直結する」という思想のもと、設計、素材、加工精度のすべてにおいて妥協を排した完全オリジナル仕様を採用したとのこと。

両モデルは並行して開発を進め、複数回の試作と検証を重ねながら理想とする性能を追求したと同社は説明している。外装にはいずれも真鍮削り出しのオリジナルシェルを採用し、WAGNUS.ロゴ刻印を施した工芸意匠に仕上げた。 

フラグシップモデルの「EIR - “ARGENTA”」は、プラグ本体に5Nグレードの高純度無酸素銅「HP-OFC」を硬質加工して使用。

接点の表面処理には、ニッケルフリーのストレート銀メッキを採用。膜厚や均一性、接触帯の安定性、表面の緻密さまで管理することで、帯域バランスや音の質感、重心表現における完成度を追求したという。 

同社は「EIR - “ARGENTA”」について、高域の解像感や伸びに加え、中低域の芯や密度、音楽としての説得力を保ちながら、より自然で純度の高い信号伝送を実現したとアピール。

また、従来の優れたストレート銀メッキプラグが備えていたモニターライクな美しさや見通しの良さを継承しつつ、中低域の厚みや深み、音楽的なエナジーを強めた音を特徴に挙げている。 

「EIR - “ORO”」

スタンダードモデルの「EIR - “ORO”」は、高精度な真鍮削り出し加工による接点部に、厚肉の高品質金メッキを施した。

十分な膜厚を確保することで繰り返しの抜き差しにも強く、初期性能を長期間保持するとしている。また、真鍮素材の適度な剛性と高い加工精度により、接点寸法の安定性と機器ジャックへの優れたフィット感も実現したという。 

音質面では、全帯域にわたりバランスよく鳴り、高域は滑らかで耳当たりが良く、中低域には芯、パワー、密度感を持たせながらも過度な刺激を抑えた自然な音像を形成すると説明。

一方で中高域の抜けの良さも確保し、明瞭さと心地よさを両立。構造的な完成度の高さにより定位描写が崩れにくく、ジャンルを問わず自然に馴染む汎用性の高さも特徴だとしている。 

なお、「EIR - “ORO”」はケーブル価格に応じて標準実装またはオプション対応となる。また「EIR - “ARGENTA”」の単体販売については、安定した製造および供給体制の確立を踏まえ、前向きに検討を進めると説明している。 

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE