ソニー、3.1chサウンドバー「BRAVIA Theatre Bar 5」。立体音響へのアップミックス機能など装備
ソニーは、サウンドバー/ホームシアターシステムの新モデルとして、「BRAVIA Theatre Bar 7(HT-A7100)」「BRAVIA Theatre Bar 5(HT-B500)」「BRAVIA Theatre System 6(HT-S60)」の3モデルを発表した。本稿では「BRAVIA Theatre Bar 5」について紹介する。

BRAVIA Theatre Bar 5は、サウンドバー本体と別体サブウーファーによる3.1chシステム。同時発表の上位機「BRAVIA Theatre Bar 7」同様に4月25日発売で、価格はオープンだが、税込50,000円前後での実売が予想される。
2022年に発売した2.1chモデル「HT-S400」の後継機。新たにセンタースピーカーを搭載して3.1chにしたほか、2chコンテンツの立体音響化アップミックス機能を新たに搭載するなど機能強化を図っている。

3.1.2chモデル「BRAVIA Theatre Bar 6(HT-B600)」の弟機としての位置付けで、BRAVIA Theatre Barシリーズのラインナップが拡充した格好。立体音響アップミキサーや後述する「ボイスズーム3」など、各種の機能が上位機であるBRAVIA Theatre Bar 6と同等になった。
反対にBRAVIA Theatre Bar 6との主な違いとしては、イネーブルドスピーカーを搭載しない点、ブラビアの脚部をまたいで設置できるフットパーツが付属しない点が挙げられる。
センタースピーカーの搭載により音像の定位を高め、セリフや人の声を聞き取りやすくしたと同社は説明。そして低域の重低音再生に特化した別体サブウーファーを用意することで、力強い重低音を実現したとしている。スピーカーの出力はサウンドバー本体のL/R/センターが各50W、サブウーファーが100Wの総合250W。

ソニー独自のバーチャルサラウンド技術「S-Force PRO Front Surround」とデジタル音場処理技術「Vertical Surround Engine」を搭載。横方向の音場を生み出すS-Force PRO Front Surroundと、縦方向の音の広がりを切れ目なく広げて自然につなぎ合わせるVertical Surround Engineを組み合わせることで、臨場感あふれる音響空間を実現するという。

立体音響フォーマットはDolby AtmosとDTS:Xに対応。前述のとおり、地デジのテレビ番組やネット動画などの2chコンテンツを立体音響化するアップミキサー機能にも新たに対応した。リモコンの「サウンドフィールド」ボタンを押すことでアップミックスできる。
スマートフォンアプリ「Sony|BRAVIA Connect」を用いた初期設定や各種操作にも対応。スマホを本機のリモコンとして利用することができるほか、フロントとサブウーファーの距離を手動で設定することも可能。
前モデルでは非対応だった、同社製テレビ「ブラビア」との連携機能にも新対応。AIを用いた音声抽出によってテレビ番組の人の声を聞き取りやすくする「ボイスズーム3」に対応したほか、サウンドフィールド/ボイスモード/ナイトモードといったサウンドバー側の機能のオンオフをブラビア側のメニュー画面から設定できるようになった。
リモコンも上位機同等の10キー方式のものに変更。電源。入力切替、音量、低音レベル、消音、サウンドフィールド、ボイスモード、ナイトモードという日常の操作でよく使う項目を、すべてのボタンに片手で届くボタン配置にしたと説明している。
なお、同時発表のBRAVIA Theatre Bar 7などが対応する、別売リアスピーカーやサウンドバーとの接続には本機は非対応(この点はひとつ上のBRAVIA Theatre Bar 6も非対応)。そのため、リアスピーカーを利用するマルチステレオ機能などへの対応も省かれている。
外形寸法は、バースピーカーが900W×64H×110Dmm、サブウーファーが192W×388H×400Dmm。サウンドバー部の奥行きが前モデル(88mm)より若干大きくなっている。
