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ビクター“ウッドコーンサウンドバー”「TH-WD05」をさっそく使ってみた。伝統の音質と上質なデザインが魅力!

公開日 2025/11/13 11:30 杉浦みな子
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ビクターのサウンドバーは伝統の「ウッドコーン」で音質を追求

近年、サウンドバー市場はますます活況を呈しており、魅力的なモデルが続々と登場している。その背景には、Dolby Atmosなど立体音響の普及があるわけだが、実際に使っていてよく感じるのは「いつものテレビ番組の音が聴きやすくて良い」というシンプルな効果だ。 

そう、テレビの音の聴き取りやすさは、リビングの家族団らんシーンの楽しさをさりげなく左右する。「年々テレビの音が聴き取りづらくなってきた」というシニア層はもちろん、筆者のようなアラフォーのミドルレンジ世代にも大事なことだ。 

そんな中登場した注目モデルが、ビクターのDolby Atmos対応 WOOD CONEサウンドバー 「TH-WD05」(以下、TH-WD05)である。 

本機は、ビクター伝統の“ウッドコーンスピーカー”を搭載することにより、基本的なサウンドクオリティはもちろん、声の聴こえやすさにも注力した1台。家族の生活にそっと寄り添いながら、普段のテレビ視聴時間を高品位にアップデートしてくれる。実際に筆者の自宅で使ってみた所感を交えながら、その魅力を紹介していこう。 

リビングに溶け込む上質なデザインも魅力

TH-WD05は、同社が長年培ってきたウッドコーンスピーカーの技術が初めて投入されたサウンドバーでもある。今年6月に開催されたOTOTENで、開発機が参考出展されていたのを覚えている方も多いことだろう。

あれから約5ヶ月、満を持してこのたび、3.1chユニットを内蔵する一体型モデルとして正式に製品化されたわけだ。 

本体サイズは697W×76H×110Dmm(フット除く)のコンパクト設計で、テレビラックに設置しやすい。生活空間に温かみと上質感をもたらす木目調デザインが印象的だ。 インターフェイスはHDMI eARCと光/アナログ入力のほか、何気にサブウーファー出力も備えている。 

この横幅約70cmのコンパクトなボディに、6cm口径のウッドコーンフルレンジユニットを搭載するのが、本機の大きなポイント。

ウッドコーンユニットは左右に1基ずつ装備し、カバ材の振動板とセンターキャップにチェリー材を採用する構成で、小口径ながら定位感の良さとキレのあるクリアな中高域再生を図っている。 

これに加え、遠方まで均一に響かせる平面型のセンタースピーカーを1基、さらにパワフルな低域を再現するサブウーファーユニットも1基内蔵する3.1ch構成だ。バスレフダクトも設けており、ワンボディながらパワフルな低音再現を狙っているのも特長となる。 

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