ガジェット 公開日 2022/10/27 19:50

Anker、コンパクトで高出力なUSB-C充電器など今秋の新製品を一挙発表

どれを選ぶ?
Gadget Gate
Gadget Gate
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
Ankerは本日、都内でメディア向けに発表イベント「Anker Power Conference 2022 Fall」を開催。この秋の新製品を多数発表した。ここではAnkerブランドの充電製品を中心にまとめて紹介したい。

「Anker 323 Charger(33W)」は、USB-CとUSB-Aポートを1つずつ備えたUSB急速充電器。出力は最大33WでUSB PDに対応するため、MacBook Airにも充電が行える。外形寸法は約40×35×35mmで、質量は約62g。プラグを折り畳めるため、旅行などではコンパクトに持ち運ぶことが可能だ。カラーはブラックとホワイトの2色。価格は3,690円(以下、税込表記)で、発売は12月上旬となる。

続いて「Anker 523 Charger(Nano 3, 47W)」は、USB-Cポートを2つ搭載するモデル。出力は合計最大47Wで、1ポート利用時には最大45W出力に対応する。外形寸法は約53×35×35mmで、質量は86g。こちらも持ち運び時にはプラグを折り畳める。またカラーは、ブラック、ホワイト、ブルーの3色となる。価格は5,490円で、発売は2023年春ごろ。

「Anker 622 Magnetic Battery(MagGo)」は、iPhone 12シリーズ以降専用の “Anker MagGoシリーズ” の新モデル。5,000mAhの容量と7.5W出力により、iPhoneへ約1回の充電が行える。スタンド機能を備えるほか、パススルー充電に対応する。外形寸法は約105×67×13mmで、質量は約140g。またカラーはブラック、ホワイト、パープル、ブルー、グリーンの5色となる。11月4日に6,490円で発売予定だ。

同じくAnker MagGoシリーズからは、従来から30%薄型になった「Anker 621 Magnetic Battery(MagGo)」も11月16日に登場する。価格は5,990円。こちらもiPhone 12以降のモデルにマグネットでくっつけて使うモデルで、容量は5,000mAh、出力は7.5Wとなる。外形寸法は約105×67×12mmで、質量は約125g。ブラック、ホワイト、ブルーの3色をラインナップする。

さらにモバイルバッテリーでは、「Anker 535 Power Bank(PowerCore 20000)」が11月17日に9,990円で発売される。容量20,000mAhで30W出力/USB PDに対応し、iPhone 13を約4回充電できる。ポートはUSB-Cが2基とUSB-Aが1基。外形寸法は約158×74×19mmとなり、iPhone 13 Pro Maxよりも一回り小さいサイズを実現。質量は約350gとなる。カラーはブラック、ホワイト、パープル、ブルー、グリーン。

モバイルバッテリーと充電器が一体になった “Fusionシリーズ” からは、従来モデルより約20%小型化した「Anker 521 Power Bank(PowerCore Fusion, 45W)」を12月上旬に8,990円で発売する。45Wの充電器として使えるほか、5,000mAhのモバイルバッテリーとしても利用可能。ポートはUSB-Cを2基搭載している。外形寸法は約71×60×31mmで、質量は約200g。ブラック、ホワイト、パープル、ブルー、グリーンをラインナップする。

また同社の持続可能な社会に向けての取り組みとして、ナイロンにエコフレンドリー素材を組み合わせたUSB-C to Cケーブル「Anker 543 エコフレンドリー USB-C & USB-C ケーブル(高耐久ナイロン)」を2023年春ごろに発売する。価格は0.9mが1,790円、1.8mが1,890円。最大100Wの高出力に対応し、また約20,000回の折り曲げにも耐える耐久性を実現している。カラーはブラックおよびグリーン。

なおこちらはUSB-C to Lightningのバージョンも用意。発売は同じく2023年春ごろで、価格は0.9mが2,190円、1.8mが2,290円となる。Apple MFi認証も取得しているほか、C to Cのケーブルと同じく約20,000回の折り曲げにも耐える設計を採用する。

■ドッキングステーションや会議用スピーカーも

ドッキングステーションでは、通常のものに加えて、スマホスタンドと一体になったモデル、PCスタンドと一体になったモデルも用意。スマホスタンドと一体になった「Anker 651 USB-C ドッキングステーション(8-in-1, Wireless Charging)」では、スマホスタンドに最大10Wのワイヤレス充電パッドを内蔵するほか、最大85Wのパススルー充電にも対応する。

搭載するポートはUSB-C×2、USB-A×2、HDMI、SDカードスロット、オーディオジャック、ディスプレイポートとなり、最大5Gbpsのデータ転送と4Kでの映像出力が行える。外形寸法は約130×92×74mmで、質量は約454g。23,990円で11月8日に発売する。

PCスタンドと一体になった「Anker 675 USB-C ドッキングステーション(12-in-1, Monitor Stand, Wireless)」は、PCスタンドに加えて最大10Wのワイヤレス充電パッドを搭載。最大100Wのパススルー充電もサポートする。側面にポートを備え、USB-C×3、USB-A×3、HDMI、SDカードスロット、microSDカードスロット、オーディオジャック、イーサネットポートを搭載する。外形寸法は約540×220×90mmで、質量は約2,100g。こちらは2023年春ごろに32,990円での発売を予定する。

このほかドッキングステーションでは、合計11ポート搭載でコンパクトな「Anker 568 USB-C ドッキングステーション(11-in-1,USB4)」を2023年春ごろに34,990円で発売。USB-C×3、USB-A×4、HDMI、ディスプレイポート、イーサネットポートを備え、最大10Gbpsのデータ転送と最大8Kの映像出力に対応する。また最大100Wのパススルー充電をサポートする。外形寸法は約200×80×31mmで、質量は約400g。

また「Anker 778 Thunderbolt ドッキングステーション(12-in-1,Thunderbolt 4)」は、Thunderboltポートを備えるドッキングステーション。発売は2023年春ごろで、価格は43,990円(税込)。USB-C×2、USB-A×4、Thunderboltポート×2、HDMI、ディスプレイポート×2、イーサネットポートを搭載する。最大40Gbpsのデータ転送、最大8Kの映像出力、最大100Wのパススルー充電が可能だ。外形寸法は約210×80×32mmで、質量は450g。

“AnkerWork” ブランドからは会議用スピーカー「AnkerWork SR500」が12月中旬に39,990円で発売される。こちらは8つのマイクを搭載することで、約5m離れていても集音することが可能。AI技術を搭載した「VoiceRadar 2.0」によりノイズを削減し、高い音声品質を実現したとしている。

管理システムを搭載し、電源のオンオフやファームウェアアップデートを遠隔かつ一斉に行うことが可能。LANケーブルにより、最大5台まで接続して利用することもできる。外形寸法は約204×120×39mmで、質量は約572g。USBとの接続はUSB-CもしくはUSB-Aで行える(本体側の端子はUSB-C)。

ほか、世界で初めてGaNを採用した2048Whのポータブル電源「GaNPrime PowerHouse 2048Wh」や、iPhone/Apple Watch/AirPodsを同時急速充電できる充電ステーション「Anker 3-in-1 Cube with MagSafe」も同時発表。こちらは別稿にて詳しく紹介している。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX