公開日 2026/04/03 13:06

カナルワークス、16ドライバーの新フラグシップIEM「CW-L97TQ/CW-U97TQ」。カスタムとユニバーサルの2モデル展開

ユニバーサル版は6N純銀4.4mmバランスケーブルを標準装備
編集部:原田郁未
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カナルワークスは、インイヤーモニター(IEM)の新たなフラグシップモデル「CW-L97TQ」「CW-U97TQ」を4月25日(土)より発売する。

CW-L97TQはカスタムモデル、CW-U97TQはユニバーサルモデルで、価格はいずれもオープン。直販サイトの「カナルワークスダイレクトショップ」での販売価格はCW-L97TQが297,000円(税込)、CW-U97TQが269,500円(税込)。なお、CW-L97TQは耳型採取費用が別途必要となる。

左から、「CW-L97TQ」「CW-U97TQ」

両モデルは、従来モデルで培った多ドライバー構成の設計思想をさらに発展させ、ドライバーおよび音響管設計を一から見直して再構築したモデル。同社の技術を投入した最上位機として位置付けられる。

なお、本製品導入に伴い、既存モデル「CW-L17QD」「CW-U17QD」「CW-S17QD」「CW-L17LM」「CW-U17LM」は販売終了となる。

構成は3ウェイ/16ドライバーで、高域4基、中域4基、低域8基のバランスド・アーマチュアを搭載する。インピーダンスは12Ω、感度は115dB。

音響設計では、帯域ごとにドライバー配置を最適化しつつ、全ドライバーの物理サイズを統一することで応答特性をそろえ、帯域間の整合性を高めたという。多ドライバー構成ながら時間軸上のつながりにも配慮し、自然で一体感のある再生を追求しているとのこと。

低域の量感と制動、中域の密度、高域の伸びをバランスよく両立し、自然で見通しの良い再生を目指したとしている。

クアッドドライバーで構成したユニットを4系統組み合わせる「Tetra Quad Drive」構成も特徴で、同一サイズのドライバー採用により振動系の挙動をそろえやすくし、帯域間のつながりを整えたと説明する。

付属品は、CW-L97TQがセミハードケース、クリーニングツール、クリーニングクロス。CW-U97TQはセミハードケース、イヤーチップ(S/M/L)、ジェル入りイヤーチップ引換券が付属する。あわせて、コットン製インナーバッグと折り畳み式ペーパーボックスによるパッケージを採用している。

CW-L97TQ

CW-L97TQは、耳型を採取して個々の耳に合わせて製作するカスタムモデル。長時間装着でも安定したフィット感と高い遮音性を狙い、カラー、フィニッシュ、ケーブルのカスタマイズにも対応する。

共通仕様として交換可能なコネクタ付きケーブルを採用し、断線時の交換に対応。ケーブルカラーはクリアとブラックから選択でき、2.5mm4極または4.4mm5極のバランス接続対応プラグへの変更オプションも用意する。

シェルとフェイスプレートは27色から選択可能で、ウッドプレートやカスタムエンブレム、リアルカーボンプレート、メタルプレート、ラインストーン、プリントアートワークなどの有償オプションも用意する。

CW-U97TQ

一方のCW-U97TQは、耳型採取不要で使用できるユニバーサルモデル。カスタムIEMの設計思想を踏襲した高い装着性をうたい、6N純銀線を8本使用した4.4mmバランス仕様のケーブルを標準装備する。情報量や見通しの良さを引き出し、本体性能をより高いレベルで発揮することを狙ったとしている。

          付属の6N純銀4.4mmバランスケーブル

国内生産によるアルミ削り出しノズルも採用。2mm径のノズルに加え、断面積を考慮して設計した三日月形状のノズルを組み合わせることで、限られた耳道スペース内でも十分な音響通路を確保したという。

          アルミ削り出しノズル

イヤーチップは標準品に加え、ジェル入りイヤーチップの引換券も付属。ジェル入りイヤーチップは、内部に極めて柔軟なジェルを充填することで外耳道形状にしなやかに追従し、高い遮音性と安定した低域再生、カスタムIEMに近い装着感と音響特性を提供するとしている。

          ジェル入りイヤーチップ

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