公開日 2025/01/08 12:43

<CES>Klipsch、パーティスピーカー「Music City Party Speakers」3モデル。創業者の弟子が音響設計

特許取得のトゥイーターを搭載
編集部:松原ひな子
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
VOXX Internationalは、米ラスベガスで開催中の「CES 2025」にて、KlipschブランドからBluetoothスピーカー “Music City Party Speakersシリーズ” 3モデルを発表。海外での発売は2025年春頃、1月7日より予約販売を開始している。ラインナップと米ドル価格は下記の通り。

■Music City Party Speakersシリーズ
・「Klipsch Vegas」:299米ドル
・「Klipsch Miami」:549米ドル
・「Klipsch New York」:699米ドル

「Music City Party Speakersシリーズ」

CES 2025での展示のようす

Music City Party Speakersシリーズは、独自の「ホーンロード コンプレッション トゥイーター(Horn-loaded compression tweeter)」を搭載、高効率かつ低歪の音響設計を実現したとするパーティスピーカー。創業者Paul W. Klipsch氏の弟子であるRoy Delgado氏がチューニングを施しており、「驚くべき音響性能を長時間楽しめる」とアピールする。

Vegasは上述のトゥイーターに加えて、5.25インチ口径のウーファーを搭載する2ウェイタイプ。最大出力は95dB、再生周波数帯域は45Hz - 20kHz(±6dB)。

「Klipsch Vegas」

CES 2025での展示のようす

Minamiは5.25インチ ウーファーを2基搭載した3ウェイタイプ。フロント側にバスレフポートを備え、低音の強化を行なっている。最大出力は105dB、再生周波数帯域は45Hz - 20kHz(±6dB)。

「Klipsch Miami」

CES 2025での展示のようす

New Yorkは同じく3ウェイタイプとなり、プロユースの8インチウーファーを2基搭載。フロント側にバスレフポートを装備する。最大出力は110dB、再生周波数帯域は35Hz - 20kHz(±6dB)。

「Klipsch New York」

CES 2025での展示のようす

共通でカラオケ用マイク、持ち運びに便利な格納式ハンドル、エアホーン/レコードスクラッチ/拍手といったSEボタン、RGBライティングを標準装備。RGBライティングは6種のモードを採用しており、音楽のビートに同期してパーティーの雰囲気をさらに高めるとアピールする。専用の「Klipsch Connect Plus」アプリでは、RGBライトのパターンを調整可能なほか、EQ設定のカスタムにも対応。

また、高効率な設計を活かして長時間使用が可能な設計に。内蔵バッテリーを用いた際の連続再試時間(ライトオフ/オン時)はVegasが8時間/6時間、Minamiが18時間/10時間、New Yorkが12時間/9時間となる。

ほか機能面では、本モデルが複数接続してマルチ再生が可能になる「Party Link」機能や、低音域を強化する「Ultra Bass」機能を採用。Bluetooth Ver.5.2をサポートする。

端子は1/4インチフォーン入力、USB Type-A入力、3.5mmステレオミニ出力、などを装備。使用の一例として、カラオケや即興のジャムセッションが実施できる。また、USB Type-Aは給電機能の兼備。

本体はいずれもIPX4相当の防滴性能を備え、Vegas/Minamiにはポールマウントが付属、Minami/New Yorkにはトローリーホイールが設計されており、簡単に持ち運ぶことができる。外径寸法/質量は、Vegasが12.1W×16.4H×11.8Dインチ/13.8ポンド、Minamiが12.7W×26.2H×13.5Dインチ/40.7ポンド、Ner Yorkが15.6W×31.8H×15.6Dインチ/56.5ポンド。

使用イメージ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX