dCS、最新Ring DAC搭載のステレオ再生向けネットワークプレーヤー「LINA DAC X」
太陽インターナショナルは、同社が取り扱うdCSブランドのネットワークプレーヤー「LINA DAC X」を7月1日より発売開始する。カラーはシルバーで、価格は2,332,000円(税込)。
3筐体式のヘッドホン再生システムとして考案された「LINA」シリーズの中から、ネットワーク再生を担う「LINA NETWORK DAC」の機能はそのままに、ボリュームコントロール機能を追加し、“フルサイズ” モデルとして誕生したもの。スピーカーによるステレオ再生ユーザーに向けたプロダクトとなっている。
「LINA DAC X」には同社独自のDAコンバーターアーキテクチャー「5bit Ring DAC」など、最新のデジタル・プロセッシング・プラットフォームが搭載。ネットワーク機能としてはTIDAL、Qobuz、Spotify、QQ Musicなどのストリーミング再生や、UPnPによるローカル再生にも対応。iOSもしくはAndroidにて利用できる専用の「dCS Mosaic」アプリから操作できる。またAirPlay2やRoon Readyにも対応。
ボリュームコントロール機能が搭載されたことで、フロントパネルに大型のボリュームコントロールを搭載。パワーアンプのほか、アクティブスピーカーと接続しての再生も可能となっている。
さらに、最新フラグシップDAコンバーター「Varèse」の技術を応用して、クリーンな信号経路方式(継ぎ目のないフレックスリジッド基板)を実現。無垢のアルミニウムビレットからCNC削り出しされたシャーシを採用、放熱効果を高めるとともにEMIやRFの影響から回路を保護し、共振にも強い設計となっている。
デジタル入力は、AES/EBU(XLR)が2系統、S/PDIFがBNCとRCAで各1系統、TOSLINKが1系統のほか、USB typeBも搭載。またストレージを接続できるUSB typeA端子、ワードクロックを入力できるBNC端子2系統を搭載する。アナログ出力はRCAならびにXLRを各1系統。































