PR 公開日 2024/03/26 06:40
【特別対談】タオック×ECLIPSE 特製スタンド開発秘話とコラボの背景をキーマンが語る
専用スタンド開発秘話を語る
日本を代表するオーディオアクセサリー・ブランドのひとつであるTAOC(タオック)。同社製品の愛用ユーザーをタオックの開発陣とともに訪ね、導入までのいきさつやその効果について語っていただく特別対談企画。その第1回目は、テイチクエンタテインメントのマスタリングスタジオ「TEMAS」を探訪し、最高峰のオーディオラック「CSRシリーズ」の魅力について語っていただいた。
そして第2回目は日本を代表するスピーカーブランドのひとつであるECLIPSE(イクリプス)とのコラボ企画。ECLIPSEスピーカーの開発拠点である(株)デンソーテンの音響開発センターにある「スタジオフォルテ」を訪ね、TAOCオーディオラックの導入とともに、ECLIPSEの新製品スピーカー「TD508MK4」専用に開発したスピーカースタンドについて語っていただいている。
TAOC(タオックとは?)
タオックはアイシン高丘株式会社のハイグレード・オーディオ向けに1983年に設立したブランド。なお、アイシン高丘株式会社はトヨタグループの一翼を担い、自動車用鋳鉄部品では日本一の生産量を誇る世界トップクラスの鋳造メーカーである。タオックのすべての製品に共通する素材は鋳鉄。この鋳鉄に含まれるカーボン特有の振動減衰効果に着目し、インシュレーターやオーディオボード、スピーカースタンドからオーディオラックまで、主に機器の土台をチューニングする最強のツールとして、オーディオファンから高い知名度と絶対の信頼を得てきている。
―そもそもTAOCとECLIPSEはどういったつながりがあるのでしょうか?
杉田(TAOC) 両社とも自動車業界に主軸を置く会社のオーディオブランドという共通点があります。また、オノ・セイゲンさん(アーティスト/エンジニア)のスタジオではECLIPSEのスピーカーとともにTAOCのラックやスタンドを導入いただいていることもあり、以前から製品の親和性も高かった印象があります。オノ・セイゲンさんにはTAOC40周年の記念にCDの制作もお願いしまして、好評だったこともあり昨年11月にユニバーサルミュージックから一般発売されています。
―オノ・セイゲンさんのスタジオは、世界中のエンジニアが頻繁に訪問するスタジオとしてとても有名ですね。
杉田(TAOC) 私たちがオノ・セイゲンさんのサイデラ・マスタリングスタジオを訪問していた時にはグラミー賞を受賞した有名なエンジニアがニューヨークから来られていてとても驚きました。このスタジオでは世界中の銘機とともにECLIPSEがイマーシブ環境でセッティングされていて、包み込まれるような素晴らしいサウンドを聴かせていただけます。ここにTAOCのラックやスタンドも導入いただいています。
InterBeeではSHIZUKAのブースでECLIPSEスピーカーとTAOCのスタンドを組み合わせて鳴らしていましたが、これもセイゲンさんのアイデアでした。ですから普段からECLIPSEスピーカーの高忠実度なサウンドに触れる機会は多くてずっと注目していました。
―TD508MK4専用スタンド「WST-C60EC」の製品化は、どのような経緯で進んでいったのでしょうか?
杉田(TAOC) 製品化の話は昨年2月の「オーディオフェスタ・イン名古屋」の会場からはスタートしました。ECLIPSEさんのブースにお邪魔して「何か新しいことをやりませんか?」とお話したところからのご縁です。ここからは色々なことがあった濃厚な一年でした(笑)。
―TAOCは以前にもOEMやコラボレーションの実績があり、ECLIPSEとも相性が良さそうですね。
白井(ECLIPSE) 実は我々もTAOCさんにスピーカースタンドの開発について声をかけたいと思っていたタイミングでした。最上位モデルの「TD510ZMK2」はスタンドと一体型なのですが、今回新製品のTD508MK4を発売するにあたり、妥協なしの最適なスタンドを用意したいと思っていました。好評いただいているエントリーモデルの「TD307MK3」についても、実際多くのお客様から「市販品でいいスタンドはないの?」という問い合わせをいただいていたこともあり、お客様にベストなご提案をしたかったのです。
杉田(TAOC) デンソーテンさんからはまず「ECLIPSEで使うスピーカースタンドはTAOCのレギュラー製品を推奨品にしたい」というお話をいただきました。そこで、ECLIPSEはデザインも音も素晴らしいですし、せっかくなら共同で評価したスタンドを制作しましょうという流れが必然的に生まれました。
柴田(ECLIPSE) 社内では複数メーカーのスタンドを比較した結果、周囲でも評価の高かったTAOCのスタンドが良いのではと話していたところでした。偶然にもまさにベストなタイミングでした。
―TAOCは40周年、イクリプスは50周年と長く続いているブランドながら、お互いをさらに知るきっかけは最近のことだったのですね。
白井(ECLIPSE) TAOCさんはトヨタ直系の会社なので品質重視のすごく真面目なイメージがありました。ですから正直こういった話は厳しいだろうなと思っていました。でも実際に声をかけてみたらその場で「ぜひやりましょう」って即答していただけたのが嬉しくて。そこからの動きはとても早かったですね。両社で共同計画を立てていきました。
そして第2回目は日本を代表するスピーカーブランドのひとつであるECLIPSE(イクリプス)とのコラボ企画。ECLIPSEスピーカーの開発拠点である(株)デンソーテンの音響開発センターにある「スタジオフォルテ」を訪ね、TAOCオーディオラックの導入とともに、ECLIPSEの新製品スピーカー「TD508MK4」専用に開発したスピーカースタンドについて語っていただいている。
TAOC(タオックとは?)
タオックはアイシン高丘株式会社のハイグレード・オーディオ向けに1983年に設立したブランド。なお、アイシン高丘株式会社はトヨタグループの一翼を担い、自動車用鋳鉄部品では日本一の生産量を誇る世界トップクラスの鋳造メーカーである。タオックのすべての製品に共通する素材は鋳鉄。この鋳鉄に含まれるカーボン特有の振動減衰効果に着目し、インシュレーターやオーディオボード、スピーカースタンドからオーディオラックまで、主に機器の土台をチューニングする最強のツールとして、オーディオファンから高い知名度と絶対の信頼を得てきている。
■TAOCとECLIPSEのつながり
―そもそもTAOCとECLIPSEはどういったつながりがあるのでしょうか?
杉田(TAOC) 両社とも自動車業界に主軸を置く会社のオーディオブランドという共通点があります。また、オノ・セイゲンさん(アーティスト/エンジニア)のスタジオではECLIPSEのスピーカーとともにTAOCのラックやスタンドを導入いただいていることもあり、以前から製品の親和性も高かった印象があります。オノ・セイゲンさんにはTAOC40周年の記念にCDの制作もお願いしまして、好評だったこともあり昨年11月にユニバーサルミュージックから一般発売されています。
―オノ・セイゲンさんのスタジオは、世界中のエンジニアが頻繁に訪問するスタジオとしてとても有名ですね。
杉田(TAOC) 私たちがオノ・セイゲンさんのサイデラ・マスタリングスタジオを訪問していた時にはグラミー賞を受賞した有名なエンジニアがニューヨークから来られていてとても驚きました。このスタジオでは世界中の銘機とともにECLIPSEがイマーシブ環境でセッティングされていて、包み込まれるような素晴らしいサウンドを聴かせていただけます。ここにTAOCのラックやスタンドも導入いただいています。
InterBeeではSHIZUKAのブースでECLIPSEスピーカーとTAOCのスタンドを組み合わせて鳴らしていましたが、これもセイゲンさんのアイデアでした。ですから普段からECLIPSEスピーカーの高忠実度なサウンドに触れる機会は多くてずっと注目していました。
■ECLIPSEスピーカーの専用スタンドをつくる
―TD508MK4専用スタンド「WST-C60EC」の製品化は、どのような経緯で進んでいったのでしょうか?
杉田(TAOC) 製品化の話は昨年2月の「オーディオフェスタ・イン名古屋」の会場からはスタートしました。ECLIPSEさんのブースにお邪魔して「何か新しいことをやりませんか?」とお話したところからのご縁です。ここからは色々なことがあった濃厚な一年でした(笑)。
―TAOCは以前にもOEMやコラボレーションの実績があり、ECLIPSEとも相性が良さそうですね。
白井(ECLIPSE) 実は我々もTAOCさんにスピーカースタンドの開発について声をかけたいと思っていたタイミングでした。最上位モデルの「TD510ZMK2」はスタンドと一体型なのですが、今回新製品のTD508MK4を発売するにあたり、妥協なしの最適なスタンドを用意したいと思っていました。好評いただいているエントリーモデルの「TD307MK3」についても、実際多くのお客様から「市販品でいいスタンドはないの?」という問い合わせをいただいていたこともあり、お客様にベストなご提案をしたかったのです。
杉田(TAOC) デンソーテンさんからはまず「ECLIPSEで使うスピーカースタンドはTAOCのレギュラー製品を推奨品にしたい」というお話をいただきました。そこで、ECLIPSEはデザインも音も素晴らしいですし、せっかくなら共同で評価したスタンドを制作しましょうという流れが必然的に生まれました。
柴田(ECLIPSE) 社内では複数メーカーのスタンドを比較した結果、周囲でも評価の高かったTAOCのスタンドが良いのではと話していたところでした。偶然にもまさにベストなタイミングでした。
―TAOCは40周年、イクリプスは50周年と長く続いているブランドながら、お互いをさらに知るきっかけは最近のことだったのですね。
白井(ECLIPSE) TAOCさんはトヨタ直系の会社なので品質重視のすごく真面目なイメージがありました。ですから正直こういった話は厳しいだろうなと思っていました。でも実際に声をかけてみたらその場で「ぜひやりましょう」って即答していただけたのが嬉しくて。そこからの動きはとても早かったですね。両社で共同計画を立てていきました。
次ページECLIPSEがスピーカースタンドに求めるクオリティとは?
関連リンク
-
デノン&マランツのCDコンポでDALI/B&Wのプレミアムブックシェルフスピーカーを鳴らしきる! -
手軽に臨場感が手に入る!レグザのワンボディサウンドバー「RA-B500」「RA-B100」を徹底レビュー -
ひと味違う“ながら聴きイヤホン”「kikippa」登場。その実力は? -
今こそ推したい!ロングヒットを続けるワイヤレスヘッドホン。「Sonos Ace」は音質もノイキャンも一級品 -
自宅での映画体験を劇場級に。北米ホームシアターブランド、Valerion「VisionMaster Pro2」を徹底解説 -
VGP2026で金賞!ハイエンド・サウンドバーのヒットモデル『Sonos Arc Ultra』、スポーツ番組の臨場感にプロも大満足 -
カッコいいのは大前提、では買うべきはどっち? NothingとCMFのヘッドホンを徹底比較 -
映画はやっぱりJBL!入門サウンドバー『CINEMA SB580 ALL-IN-ONE』は間違いなしの正統派サウンド -
陽が差す部屋で鮮やかな大画面が楽しめるXGIMIの4Kプロジェクター「HORIZON 20シリーズ」3モデルをレビュー -
この価格はホント? Sound by Boseで高コスパ、Baseus最上位イヤホン/ヘッドホン「Inspireシリーズ」まるごと聴いた -
【読者限定割引クーポンあり】初のハイブリッド設計、本気のハイエンド級音質!「EarFun Air Pro 4+」レビュー -
3人の専門家が深堀り!Anker「Soundcore Liberty 5」定番機の秘訣とは -
オーディオを高く売るなら信頼と実績のオーディオランド!下取よりも買取がお得です◎
クローズアップCLOSEUP
-
デノン&マランツのCDコンポでDALI/B&Wのプレミアムブックシェルフスピーカーを鳴らしきる! -
手軽に臨場感が手に入る!レグザのワンボディサウンドバー「RA-B500」「RA-B100」を徹底レビュー -
ひと味違う“ながら聴きイヤホン”「kikippa」登場。その実力は? -
今こそ推したい!ロングヒットを続けるワイヤレスヘッドホン。「Sonos Ace」は音質もノイキャンも一級品 -
自宅での映画体験を劇場級に。北米ホームシアターブランド、Valerion「VisionMaster Pro2」を徹底解説 -
VGP2026で金賞!ハイエンド・サウンドバーのヒットモデル『Sonos Arc Ultra』、スポーツ番組の臨場感にプロも大満足 -
カッコいいのは大前提、では買うべきはどっち? NothingとCMFのヘッドホンを徹底比較 -
映画はやっぱりJBL!入門サウンドバー『CINEMA SB580 ALL-IN-ONE』は間違いなしの正統派サウンド -
陽が差す部屋で鮮やかな大画面が楽しめるXGIMIの4Kプロジェクター「HORIZON 20シリーズ」3モデルをレビュー -
この価格はホント? Sound by Boseで高コスパ、Baseus最上位イヤホン/ヘッドホン「Inspireシリーズ」まるごと聴いた -
【読者限定割引クーポンあり】初のハイブリッド設計、本気のハイエンド級音質!「EarFun Air Pro 4+」レビュー -
3人の専門家が深堀り!Anker「Soundcore Liberty 5」定番機の秘訣とは -
【読者限定クーポン配布中】MEMS+ダイナミック型 SOUNDPEATS「Air 5 Pro+」をレビュー! -
DALI “プレミアム”コンパクトスピーカー「KUPID」、音楽にいつまでも没頭できるサウンドに迫る -
ゼンハイザー「HDB 630」はどこが凄い?初の“オーディオファイル向けワイヤレスヘッドホン”を徹底分析
アクセスランキング
RANKING
12/5 10:47 更新



















