USBメモリー再生やワイドFMにも対応

ティアック、“Reference301”シリーズのコンパクトCDプレーヤー「PD-301」

公開日 2015/11/18 20:03 編集部:伊藤 麻衣
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ティアックは、“Reference301シリーズ”の新モデルとして、CDプレーヤー「PD-301」を12月上旬に発売する。価格はオープンだが、42,000円前後での販売が予想される。カラーは、シルバーとブラックの2色をラインナップする。

「PD-301」シルバーモデル

「PD-301」ブラックモデル

本機は、幅215mmのコンパクトなボディにCDプレーヤー/ワイドFM対応チューナー/USBメモリー再生機能を集約させたCDプレーヤー。単体ではもちろん、“Reference 301シリーズ”製品と組み合わせての使用も想定したモデルとなっている。

CD部の再生可能メディアはCDとCD-ROM/-R/-RWで、オーディオCDのほかに、48kHz/16bitまでのWMA/MP3の各フォーマットに対応する。CDドライブには、業務用機にも採用されているコンパクトなスロットイン式高精度CDドライブメカニズムを採用している。

フロント部にはUSB端子を備え、USBメモリーに保存された48kHz/16bitまでのWAV/AAC/WMA/MP3音楽ファイルの再生に対応する。

内部には、TI製DAC BurrBrown PCM5142を採用。また、AMラジオ番組をFM放送の周波数帯で放送する「ワイドFM」に対応したFMチューナーを搭載する。なお、放送局は最大20局までプリセットすることができ、設定後は付属のリモコンで放送局の切り替えが可能だ。

端子にはアナログ出力のほか、同軸/光デジタル出力端子を各1系統ずつ備える。これにより、同シリーズのプリメインアンプ「AI-301DA」(関連ニュース)やUSB-DAC「UD-301」(関連ニュース)などのデジタル入力対応機器と接続し、CDトランスポートとして使用することも可能となっている。また、FMラジオ番組のデジタル出力にも対応する。

背面部

付属のリモコン

また、デザインは同シリーズと揃え、幅215mmのコンパクトなものとなっている。筐体はアルミ製のフルメタルシャーシを採用することで、制振性を高めた。

周波数特性は20Hz〜20kHz、S/N比は113dB、本体サイズは215W×61H×232Dmm(突起部含む)、質量は2.1kg。

なお、本機は10月に開催された音展2015に参考出展され、同シリーズの他製品と組み合わせてコンポのように使うスタイルが紹介されていた(関連ニュース)。

Reference 301シリーズの他製品と組み合わせたコンポスタイル

【問い合わせ先】
ティアック AVお客様相談室
TEL/0570-000-701(ナビダイヤル)
TEL/042-356-9235(IP電話・PHS)

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  • ジャンルCDプレーヤー/トランスポート
  • ブランドTEAC
  • 型番PD-301
  • 発売日2015年12月上旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格42,000円前後)