【特別企画】短期集中連載

ティアック「Reference 501シリーズ」を聴く(第4回) CDプレーヤー「PD-501HR」

大橋伸太郎

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2013年01月22日
TEAC「Reference 501」シリーズの魅力を探る短期集中連載、最終回となる第4回は、CDプレーヤー「PD-501HR」を取り上げる。

本機は単なるCDプレーヤーではなく、DSDファイルに対応。PCレスでのDSD再生を可能にした。ディスクドライブにも独自開発技術を盛り込むなど、音質に対するこだわりを満載した本機を大橋伸太郎が聴き込んだ。

■シリーズ中最も好印象だったのがPD-501HR

A4サイズ高密度コンパクトボディが特徴である、ティアックReference501シリーズのディスクプレーヤーがPD-501HRである。

TEAC「PD-501HR」¥90,300

Reference501はクラスDプリメインアンプの他、統一デザインのオーディオDAC、単体ヘッドホンアンプをスタートラインの時点でラインアップし、オーディオ新時代にふさわしい陣容と清新な提案が注目を集めている。どちらかというと、DACやヘッドホンアンプに目が行ってしまうかもしれない。ダウンロードあるいはリッピングした音楽ファイルの方向を向いたシステムという印象も強い。

そうなると、ディスクプレーヤーの立ち位置は微妙になってくる。PCとアンプ、DAC、ヘッドホンアンプの組み合わせだけで一通りの音楽再生が出来てしまうからだ。

しかし、結論を先にいうと、Reference501シリーズを実際に聴いて、もっとも好印象を受けたのがディスクプレーヤーPD-501HRである。オーディオ機器として密度が高くディスクを実際に再生して音質が優れているのである。

■ずっしりと重くリジッドな筐体

A4サイズのPD-501HRの実機を持ってみるとずっしり重い(4.2kg)。天板を叩いても鳴かない。それを厚いアルミ側板がリジッドに挟み込む。フロントパネル、トッププレート、サイドパネル共にアルミ材を使用している。シャーシはスティール製である。この点に関してはシリーズに共通なのだが、こうした剛体構造が回転機構中心に構築されたディスクプレーヤーで最も音質上の効果を発揮することはいうまでもない。

独自の振動抑制技術を搭載。DSDディスク再生も可能

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