「AK120II」「AK100II」も。アップデートで

Astell&Kern「AK240」など、新ヘッドホン「AKT5p」用イコライザー機能追加

2014/12/01 ファイル・ウェブ編集部
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(株)アユートは、同社が取り扱うAstell&KernのハイレゾDAP「AK240」「AK120II」「AK100II」の3機種について、それぞれソフトウェアアップデートを開始した。AK240およびAK240 BLUENOTE EDITION向けにはファームウェア「Ver.1.17」、AK120II/AK100IIの2機種向けにはファームウェア「Ver.1.10」を配布開始している。

いずれも今回のアップデートにより、今後Astell&Kernブランドから発売予定の新ヘッドホン「AKT5p」専用のイコライザー機能が追加された。

AK240

AKT5p

このAKT5pは、同社がbeyerdynamicの「T5p」をベースに開発しているヘッドホンで、これまでにイベントなどで参考出展されていたモデル(関連ニュース)。ヘッドホン本体の発売時期や価格は未定のままだが、今回のアップデートでAKシリーズ向けに専用イコライザー機能だけ先駆けて提供開始した形となる。

そのほか、AK240およびAK240 BLUENOTE EDITIONには、対応言語にフランス語が追加され、フランス国内でのみ対応するQubuzアプリも追加された。DSDファイルの再生時にときどき音量が最大になる問題も修正された。

AK120II/AK100IIの2機種向けにも、AK240と同じくAKT5P専用イコライザーが追加され、対応言語にフランス語が追加された。フランス国内でのみ対応するQubuzアプリも追加されている。また、ロシア語/ドイツ語も対応言語に加わっている。

そのほかにAK120II/AK100IIは、新たに再生リストの再生順序変更機能に対応。Bluetooth経由によるスマホ着信音通知も可能となった。また、MQS NASサポート機能も追加された。プレイリストから別のプレイリストへの追加や、再生リストからプレイリストへの追加も行えるようになった。UIも改善しており、ローマ字入力キーパッドにも対応。また、MP3ファイルの再生時にCBR/VBRを表示したり、フォルダ名が長い場合に2行表示する機能も加わっている。

修正内容としては、MQSサーバー接続時のWi-Fi接続の安定化や、CMYK画像の読み込み速度などを含むアルバムアート表示の改善が図られている。特殊記号が含まれている場合のリピートおよびフォルダ再生中の再生順序の問題も修正された。また、MQSストリーミング検索時の問題も修正した。

【問い合わせ先】
アイリバーサポートセンター
TEL/0570-002-220

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