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公開日 2022/06/21 06:30
【連載】ガジェットTIPS

光デジタルケーブル、キャップが無いまま放置するとマズいことに…

海上忍
テレビの音声をコンポやサウンドバーで聴くときに便利な「光デジタルケーブル」。S/PDIFやTOSLINKといった呼び名もありますが、いずれも意味するところは同じ。光ファイバーを利用したデジタルオーディオ機器の接続規格でありケーブルです。

その光デジタルケーブル、コネクタは「角型」と「光ミニ」の大きく2種類が存在します。テレビやオーディオ機器ではおもに角型が利用されているため、背面を見れば食パンをスライスしたような形状の端子を確認できます。

角型の光デジタル端子(Image:e3uematsu)

それにしても、光端子だけが特別扱い。ほかのRCA端子やAUX/ステレオミニ端子はむき出し状態なのに、光端子には必ずキャップが。オーディオ機器側だけでなく、ケーブル側の端子にもしっかりとキャップが用意されています。

当然、光ケーブルを接続するときにはそのキャップを外しますが、ケーブルを外したら元に戻すことも忘れずに。光ファイバーの発光素子はとても繊細で、微小なホコリや汚れが付着しても通信に大きな影響を受けます。

キャップをなくさないケーブルもあります(画像はエレコム「DH-HK15」)

伝送時の損失を最小限に抑え安定・高品質な通信を実現するためにも、ケーブルを接続していないときには必ずキャップを装着しましょう。

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