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公開日 2026/06/12 06:30
ブランド創立80周年記念モデルを聴く

ケンウッド「GLASS Coreシリーズ」速攻レビュー! 業界初「ガラス振動板」完全ワイヤレスイヤホンの実力をチェック

折原一也

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ケンウッド「GLASS Core」(左)と「GLASS Core Pro」(右)を速攻レビュー


ケンウッド80周年に新機軸「ガラス振動板」採用イヤホン登場


完全ワイヤレスイヤホンの進化の歴史は、ドライバー素材の探求の歴史でもあると言っても過言ではない。ダイナミック型のドライバーユニットでは、カーボン、グラフェン、チタン、あるいはベリリウムといった様々な素材の振動板が試され、それぞれの音響的アイデンティティを競い合ってきた。


そんな成熟期を迎えた市場に、日本の老舗音響ブランドであるケンウッドは、これまでにない高音質の境地に踏み入れる最新作を投入した。


JVCケンウッドは2026年6月11日、ケンウッドブランドの主力新作として、ワイヤレスイヤホンで業界初となる「ガラス振動板」を搭載した完全ワイヤレスイヤホン “GLASS Coreシリーズ” 2モデルを発表。


最上位のフラグシップモデル「GLASS Core Pro」と、スタンダードモデル「GLASS Core」の2機種だ。発売はいずれも2026年6月下旬を予定している。


今年2026年で創業80周年を迎える同ブランドが満を持して投入する、「GLASS Core Pro」「GLASS Core」の実力を徹底的にレポートしていこう。



パッケージにはアニバーサリーロゴも記されている


ガラス振動板の音質的メリットとは?


ケンウッドが今回のGLASS Coreシリーズで掲げたコンセプトは、ガラス振動板による“心揺さぶる音色”に長時間快適に没入できるポータブルオーディオ環境の実現である。


1946年の創業以来、同ブランドが培ってきた高い技術力と音創りへのこだわりが、GLASS Coreシリーズの根底にあるのは言うまでもない。


では、何故 “ガラス振動板” なのだろうか。


一般的に、オーディオにおける振動板素材には「高い剛性」と「速い伝搬速度」がありながらも「適度な内部損失」を持つという相反する条件が求められる。その点、今回ケンウッドが着目したガラス素材は、これらの要件を極めて高い次元で満たす特性を備えている。


音の立ち上がりが速い「優れた伝搬速度」、固有音の影響を抑える「適度な内部損失」、そして歪みを極小化し音を引き締める「高い剛性」である。


これにより、低域から高域までワイドレンジで高い再現性とキレを持ち、楽曲に含まれる情報をそのままピュアに描き出すポテンシャルを備えるのが “ガラス振動板” なのだ。


「世界最高クラスノイキャン」の効果は?

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