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公開日 2023/06/26 06:30
世界初の7.1.4ch対応一体型モデル

映像に引き込まれる臨場感、ゼンハイザー本気のサウンドバー「AMBEO Soundbar | Plus」を体験してほしい

山本 敦

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ゼンハイザーのオーディオといえば、多くの方にはヘッドホン・イヤホンがなじみ深いと思う。しかし、実のところゼンハイザーは独自の立体音響技術である「AMBEO(アンビオ)」を搭載するサウンドバーを軸に、ホームオーディオのエンターテインメントを改革することにも力を入れている。今回は最新のサウンドバーである「AMBEO Soundbar | Plus(アンビオサウンドバー|プラス)」を試聴する機会を得た。


■独自AMBEO技術を取り入れた世界初の7.1.4ch対応一体型サウンドバー



AMBEOはコンテンツクリエイターや楽器の演奏者が意図したサウンドをありのまま忠実に再現することを目的として、ゼンハイザーが独自に開発する立体音響技術だ。

AMBEOの特徴は、コンテンツの音声を収録する際のマイキングから、オブジェクトベースとチャンネルベースの両方に対応するアルゴリズムの開発、そしてバイノーラルリスニングのサービスにまで幅広く及んでいることだ。過度なエンターテインメント性を廃し、リアリズムを徹底追求した自然なサウンドは、コンテンツの世界に深く入り込めるリアルな没入感を魅力としている。

オンラインコンテンツ配信ではNetflixが2022年に、一般のステレオスピーカーで立体サウンドが楽しめるゼンハイザーの技術「AMBEO 2-Channel Spatial Audio」を採用したことから、AMBEOの周知はさらに拡大した。いまゼンハイザーのAMBEO周辺がとても熱いのだ。

今回筆者が試聴したゼンハイザーのサウンドバー「AMBEO Soundbar | Plus」は、日本国内で6月15日に販売が開始されたばかりの新製品だ。一体型サウンドバーとしては世界で初めてハイトチャンネルを含む最大7.1.4チャンネルのアップミックス再生に対応する。

「AMBEO Soundbar | Plus」

単体でも十分にパワフルな重低音が鳴らせるサウンドバーだが、同時発売のワイヤレスサブウーファー「AMBEO Sub」を足すことにより、いっそう密度の高いシアターサウンドが構築できる。

「AMBEO Sub」

eARC対応のHDMI出力を備えているので、大画面シアターにUltra HD Blu-rayなどのプレーヤー機器をつないで映画を観たり、ゲームコンソールを接続して迫力ある映像とサウンドを足してゲームが楽しめる。Wi-Fi機能も内蔵しているので、AirPlay 2やChromecast built-inによるスマホからのワイヤレスコンテンツ再生も可能だ。もっと簡易にBluetoothオーディオを活用してもいい。

立体音響のコーデックはドルビーアトモスとDTS:Xだけではなく、360 Reality Audioを含むMPEG-H 3D Audioも幅広くサポートしている。本機がサポートするMPEG-Hは、次世代のイマーシブオーディオに対応するテレビの放送コンテンツにも広く採用されることが見込まれている。高品位な放送コンテンツを楽しみ尽くせるサウンドバーとしても、AMBEO Soundbar | Plusは期待ができる。

抜群の臨場感で映像に引き込む

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