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公開日 2022/01/21 19:09
有料会員数は830万人増

Netflix、今年は長編映画のラインナップを強化。2021年第4四半期の決算発表

編集部:伴 修二郎
Netflixは、2021年第4四半期(10月-12月)の決算発表を1月20日(米国時間)に行った。

2021年第4四半期(10月-12月)の決算を発表

2021年第4四半期の有料メンバー数は、昨年12月末時点で830万人増加し、2億2,200万人に達した。アジア太平洋地域では日本とインドが牽引し、260万人増加(前年同期比200万増)の合計3,263万人。また、ヨーロッパ/中東/アフリカ地域(EMEA)では350万人増加し、今期のメンバー数増加に最も貢献した地域となったほか、四半期の売上高として初めて25億ドルを超える記録を達成した。

第4四半期ではオリジナル作品が好調で、『イカゲーム』が配信開始後の4週間で16億5,000万時間の視聴、長編映画『レッド・ノーティス』が配信開始後4週間で3億6,400万時間の視聴を記録し、それぞれNetflix史上最も視聴されたシリーズ/長編映画となった。また、2021年は最も多くのエミー賞受賞ならびにノミネート、そして最も多くのアカデミー賞受賞ならびにノミネートを記録したスタジオにもなった。

同社は2022年の施策として、長編映画のラインナップ強化やモバイルゲームの充実を図り、さらなる成長を見込む。

長編映画については『アダム&アダム』や『ナイブズ・アウト2』、 『エノーラ・ホームズの事件簿2』や『トールガール2』といった注目作品を多数配信予定であり、日本映画でも、昨年末に公開された『浅草キッド』に続く、『桜のような僕の恋人』や『バブル』のような話題作も続々と配信予定だという。また、昨年11月に提供開始したモバイルゲームにおいても、カジュアルだけでなくコアファンも楽しめるようラインナップを拡大させるという。

動画配信サービスの今後については、全世界的にテレビ放送に代わるコンテンツとして長期的に成長し続けると説明。Netflixが最も成功している市場でありながら、スクリーンタイム(TV画面の占有率)に占める動画配信の視聴割合は10%に満たない状況が続いている米国、有料回線の価格設定が低いインドなど、特殊な状況の各国に対し、日本で国民性にあったサービスや作品を提供できるようになるまでには時間を要したことを例に挙げ、同様の成長が見込めるとの考えを示した。

また、韓国作品については、韓国の一流の作り手やパートナーと協業したチームを組成し、韓国国内の映像産業や関係者との強い繋がりを維持することで強力なコンテンツを制作する能力を確保、韓国作品の魅力を再発見して、スムーズな配信技術を提供することで、より多くの視聴者に観てもらえたとして期待を寄せる。

一方で、2021年第4四半期の有料メンバーの新規契約者数は、同社予想である850万人には届いていない。また2022年第1四半期の新規契約者数については、同社は250万人と低く見積もっている。これは先日、北米での月額料金の値上げが実施されたが、この影響を踏まえての予想であるとしている。

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