トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2021/11/04 00:00
従来IEM構造とプロ向け技術を活用した“音質重視”設計

Shure、独自アンプ搭載の完全ワイヤレスイヤホン「AONIC FREE」。ブランド初の“一体型”、12/3発売

編集部:川田菜月
Shureは、ブランド初となる一体型完全ワイヤレス高遮音性イヤホン「AONIC FREE(エオニック フリー)」を発表した。12月3日から発売開始、本日11月4日から予約を受け付けている。価格はオープンだが25,960円(税込)での実売が予想される。

「AONIC FREE(エオニック フリー)」

Shureではこれまで、イヤホン本体部分とワイヤレスモジュールが別体となった「AONIC 215完全ワイヤレス高遮音性イヤホン(AONIC 215)」を展開。同社初の完全ワイヤレスイヤホンとして2020年4月に登場し、今年9月には第二世代が登場。AONIC 215のワイヤレスモジュールはMMCX対応で、セットとなるイヤホン「SE215」以外にも、SEシリーズなど対応するイヤホンを組み合わせることができる。

このたび発表されたAONIC FREEでは、イヤホン部とワイヤレスモジュールを一つの筐体に収めた、Shure初となる “一体型” の完全ワイヤレスイヤホン。

Shure初となる “一体型” 完全ワイヤレスが登場した

Shureの従来イヤホンの構造とプロ用に開発されたコンポーネントを、イヤホンの隅々にまで生かして開発したとし、「スリムでコンパクトサイズでも、スタジオクオリティーサウンドを提供できる」としている。

Shure製IEMの構造とプロ向け技術を、スリムかつ小型筐体に工夫して搭載

創業96年の歴史を持つShureの技術を活用し、イヤホン内部にはIEMの構造をそのまま採用。φ6mmの高性能ダイナミックドライバーを搭載し、クリアなサウンドと豊かな低域表現を実現するという。

ドライバーの周囲には、しっかりとドライバーを固定するサポートフレーム、音声の漏れを防いでドライバー自体にかかる衝撃から保護する音響シールドを配置。適切かつ安定して音響性能を発揮できるよう工夫が施されている。

AONIC 215のワイヤレスモジュール部分「完全ワイヤレス・セキュアフィット・アダプター」の持つ機能を凝縮して本体に内蔵。独自設計のプレミアムヘッドホンアンプを搭載し、歪みの少なく、クリーンでバランスのとれた信号フローを実現するとしている。BluetoothコーデックはSBC/AAC/aptXをサポートする。

また振動ダンピング機構を採用し、音響領域をシールド。これにより最適な周波数特性を得られるとしている。上述のドライバーおよび周囲のコンポーネントは耳側に、ヘッドホンアンプやバッテリー、マイクなどの要素はフェイスプレート側に配置される。

専用アプリ「ShurePlus PLAY」に対応し、EQ調整も可能。複数用意されるプリセットの選択、もしくはカスタマイズ可能なハードウェアEQ機能により、好みの音質設定を作り出すことができる。

専用アプリ「ShurePlus PLAY」に対応

この設定は、パラメトリックEQを採用することで細かな調整を可能としたほか、設定したEQ情報はイヤホン側に保存されるため、同アプリ上での音楽再生に限らず、ストリーミングサービスなどからの音楽再生にも、独自のEQ設定を適用させることができる。

耳への装着部はフックのない形状で、しっかり耳にフィットする設計とすることで、長時間でも快適に使用できるとする。また、電気的処理を行わない高遮音性テクノロジーにより、自然に周囲のノイズを遮断する。

耳にしっかりフィットする設計

外音取り込みモードにも対応。イヤホンからの操作、または専用アプリ上の「PausePlus」機能を用いることで、音楽を一時停止すると自動で外音取り込みモードがONになる。

操作方法はボタンコントロールを採用。本体上部に物理ボタンを配置することで、直接耳を圧迫することなく、音量調整や音楽再生、着信応答などの操作が素早く行えるとする。

ビームフォーミングマイクを左右2基ずつ内蔵し、どちらのイヤホンでも通話が可能。マイクは通話に特化した設計とし、クリアな音声品質を実現するとしている。

連続再生時間はイヤホン単体で最大7時間、2回分のイヤホン満充電が可能なケースと併用して最大21時間の使用が可能だ。

本体色はグラファイトグレイ。イヤーチップには、コンプライ社製フォーム・イヤーパッド(S/M/Lサイズ)を用意する。ほかUSB-C充電ケーブルなどが付属する。

コンプライ社製フォーム・イヤーパッドなどが付属

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 Beats、ブランド史上最小の完全ワイヤレス「Solo Buds」。ケースにバッテリー非搭載
2 2023年後期朝ドラ『ブギウギ』の総集編放送。GW期間中にNHK総合とBSプレミアム4Kで
3 Apple Musicも聴ける高コスパ ネットワークプレーヤーeversolo「DMP-A8」。音質と使いこなしを徹底検証
4 オスカー受賞『ゴジラ-1.0』4K UHDをフラゲ!特典盛りだくさんのパッケージ開封の儀
5 女子プロゴルフ「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」、5/2からの放送・配信予定
6 英・コード製プリメインアンプの実力恐るべし!「Ultima Integrated」をB&W「800 D4シリーズ」で徹底検証
7 【moraアニソンTOP10】本当に令和? 「ツバサ」「Get Wild」がまさかのランクイン!
8 Amazon Prime Videoの人気8チャンネルが2ヶ月間99円に!GW期間中キャンペーン
9 Dolby Vision&Atmosでゴジラの圧倒的迫力と世界屈指のVFXを堪能!4K UHD BD版『ゴジラ-1.0』徹底レビュー
10 (nb)の耳を塞がないイヤホン「Open+」、発売日が5/17に決定。割引キャンペーンも
5/2 10:40 更新

WEB