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公開日 2021/11/02 10:45
ウイングチップデザイン採用

Beats、空間オーディオ対応完全ワイヤレスイヤホン「Beats Fit Pro」

編集部:押野 由宇
Beats by Dr. Dreは、空間オーディオに対応した完全ワイヤレスイヤホン「Beats Fit Pro」を発表した。米国では11月1日より取り扱いを開始しており、価格は199.99ドル。日本では2022年初旬に発売予定となっている。

「Beats Fit Pro」(ストーンパープル)

Apple H1チップを搭載しており、空間オーディオ再生やダイナミック・ヘッド・トラッキングをはじめ、ワンタッチペアリング、ベストフィットに調整できる装着状態テスト、iCloudの登録デバイス間での自動切り替え、オーディオ共有、「Hey Siri」へのハンズフリーアクセス、iOSの「探す」機能などを利用できる。

アクティブノイズキャンセリング(ANC)、外部音取り込みモードも用意。ANCは音質を1秒間に最大200回調整し、不要な環境音を捉えてブロックする。また、ANCと外部音取り込みモードの両方をオフにすると、アダプティブイコライゼーションが有効となる。Appleのコンピュテーショナルオーディオを搭載した左右イヤホンの内向きマイクがユーザーが聴いているものを測定、耳の形に合わせて低周波数と中周波数を自動的に調整することで、安定したサウンドを提供する。

新しい振動板も採用しており、革新的だとするベントシステムが柔軟な振動板全体で高音域の歪みを最小限に抑えるという。この音響構造に独自のチューニングを組み合わせることで、周波数カーブ全域で迫力あるダイナミックレンジとクリアなサウンドをもたらすとアピールしている。

バッテリー駆動時間はイヤホンのみで最大7時間、充電ケース併用で最大30時間。ANCまたは外部音取り込みモードオンの場合はイヤホンのみで最大6時間、充電ケース併用で最大27時間となる。

充電ケースも本体色と合わせた仕様

本体のウイングチップデザインは、何千もの耳を測定してデジタルモデル化したもの。硬いコアを柔らかくしなやかな素材で包み込んだ、耳にフィットさせる形状となっている。IPX4等級の耐汗耐水性能も搭載。カラーはストーンパープル、セージグレイ、Beatsホワイト、Beatsブラックの4色をラインナップする。

4色をラインナップ

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