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公開日 2022/08/03 16:33
手持ちのオーディオシステムにストリーミング音楽再生をプラスオン

メリディアン、Bluetooth/Wi-Fi対応のミュージックストリーマー「Meridian 210」

編集部:伴 修二郎
ハイレス・ミュージックは、英Meridian Audioの音楽ストリーミング用コンポ「Meridian 210」を8月22日より発売する。価格は163,900円(税込)。

「Meridian 210」

「Meridian 210」は、Meridian社がハイエンド・オーディオ開発で培ってきたデジタル信号処理技術を投入したネットワークストリーマー。最大48kHz/24bitまでの伝送能力を備えるaptX HD対応のBluetooth接続に加え、有線接続、デュアルバンドWi-Fi(2.4/5GHz)によるワイヤレス接続に対応する。Spotify ConnectやRoon Readyもサポートし、快適なアクセスを実現する。

同ブランドのフラッグシップモデル「Ultra DAC」で採用された、デジタル領域での独自の信号処理ノウハウ「デジタル・プレシジョン」を踏襲。ハイエンドのオーディオコンポとの接続も念頭に置いてデジタル領域でのS/N比を最大化することで、音楽のニュアンスを損なわないよう信号経路を最適化する。また、Ultra DACと同じ自社ラインでの多層基板を用い、電波的なノイズコントロールを徹底したとアピールする。

ストリーミング再生の音量調整では、デジタル圧縮を行わずダイナミックレンジをフルに維持する音量調整機能を搭載。デジタル出力には、標準的なS/PDIFを採用した「True Linkテクノロジー」により、クロック信号の劣化を最小限に抑えるという。USB-A端子を装備し、USBストレージを接続してUPnPサーバーとしても利用できる。

本体は、操作ボタンやディスプレイを最小限に留め、専用アプリ上での視認を基本とした音質重視の構造とする。自社生産の高密度な6層基板とノイズ源となる電波処理関係を扱うサブ基板を分離することで、デジタル領域でのノイズ対策を徹底した。表示デバイスはローノイズのLEDのみ。操作ボタンも1つのみとしたことで、信号引き回しをシンプル化し、よりピュアな信号処理を可能としている。

アンテナは本体に内蔵されており、外部アンテナなしでWi-Fi機能に対応するため、特殊な樹脂パネルを備えたアルミニウムケースで構成している。MQAコアデコーダーも搭載し、手持ちのMQA非対応DACでのMQA再生も可能。S/PDIFデジタル出力を備え、DAコンバーターやDAC内蔵コンポとも接続できる。

専用アプリ「Meridian Control」では直観的な本体の設定や操作が行える。外形寸法は204W×42H×150Dmm、質量は0.66kg。

背面端子部イメージ

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