公開日 2024/09/05 06:40

モバイルバッテリーの寿命っていつまで? 「目で判断する」と危ない理由

【連載】ガジェットTIPS
いまや生活必需品となった、「モバ充」ことモバイルバッテリー。形や大きさはさまざまですが、内蔵のリチウムイオンバッテリーを継ぎ足し充電して使うタイプが大半です。ほとんどのモバイルバッテリーではリチウムイオンバッテリーが交換不能な構造で、寿命が来たら廃棄処分しなければならない運命です。

Image:Petr Tkachev/Shutterstock.com

そのリチウムイオンバッテリーは、充放電を繰り返すうちに性能が低下します。その目安になるのが「フル充電サイクル」。バッテリー容量の100%に相当する電力を使い切ることを1回とカウントし、300〜500回ほどで最初の容量の80%程度に最大容量(フル充電時の電力)が低下します。使い方や利用頻度によりますが、毎日のように持ち歩くならば1年半から2年ほどでフル充電サイクル300回に到達します。

つまり、モバイルバッテリーの寿命は1年半から2年といえますが、それは「あくまで性能低下を受け入れない」場合です。最大容量が多少減っても問題なし、そのぶん充電回数を増やせばOKと考えるなら、フル充電サイクルを気にする必要はありません。

とはいえ、他の機器に給電できる時間が明らかに短くなった場合には、寿命の到来を覚悟すべきかもしれません。たっぷり給電できるモバイルバッテリーと少ししか給電できないモバイルバッテリー、どちらに利用価値があるかは考えるまでもないでしょう。

なお、 “膨らみ具合” でモバイルバッテリーの寿命を判定する方法がありますが、それはリチウムイオンバッテリーの劣化がかなり進行した状態で危険です。モバイルバッテリーが不自然に膨らんでいると感じた場合には、すぐに使用を停止し、自治体が定める方法で廃棄処分しましょう。

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