公開日 2020/12/18 06:00

待望の小型・軽量フルサイズミラーレス、パナソニック LUMIX「DC-S5」レビュー

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レンズ交換式カメラの主流にまで成長したミラーレス機を世に初めて送り出したパナソニックだが、昨今話題のフルサイズミラーレスに限ると、第1弾となるのが2019年2月に登場した「LUMIX DC-S1」および「LUMIX DC-S1R」と、意外にもその歴史は浅い。

S1系は、LUMIXの最高峰モデルだけに技術の粋を集約。静止画、動画ともに至極の仕上がりで高評価だが、唯一の泣き所といわれたのが本体サイズと重量だ。

数値で見えるスペックのほかに、堅牢性や放熱など、数々のハイレベルな要求に応えねばならないフラグシップ機が避けて通れない道だが、それだけに「この内容で、小型モデルがあればなぁ…」と嘆くファンの声を何度となく耳にした。かくいう私もそのひとりだ。

■フルサイズ機をカジュアルに楽しめるファン待望のモデル


その要望に応えるように、S1系のよいところを凝縮して登場した弟分が「LUMIX DC-S5」だ。弟分といっても、必要な中身はしっかり継承。S1系との違いは、連写コマ速度、ボディ内手ブレ補正の効果段数、背面モニターのサイズや可動方式、ファインダーの画素数、フラッシュの同調速度などが主なところ。

S1系の突出した内容と、それらを譲れない方は素直にS1系を求めるしかないが、一般的な使い方をする限り、実際には見劣りすることや撮影結果にほとんど差はなく、LUMIXのフルサイズ機をカジュアルに楽しめる待望の製品だ。

次ページ軽量でコンパクトなボディに使い勝手のよい操作系

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