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4K30p動画撮影にも対応

パナソニック、“4Kセルフィー”撮影も可能な光学30倍ズームコンデジ「LUMIX DC-TZ90」

2017/04/19 編集部:小野佳希
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パナソニックは、4K30p動画撮影や「4Kフォト」対応で光学30倍ズームレンズを搭載するコンパクトデジタルカメラ「LUMIX DC-TZ90」を6月15日に発売する。本体色ブラックとシルバーの2種類を用意し、オープン価格だが5万円前後での実売が予想される。

LUMIX DC-TZ90

有効2,030万画素の1/2.3型高感度MOSセンサーを新採用し、35mm判換算で24-720mmとなる光学30倍ズームレンズを搭載。4K動画撮影が可能なほか、180度チルト対応タッチパネル式モニターを新たに採用し、秒間30コマ連写の「4Kフォト」で自分撮りができる「4Kセルフィー」を搭載している。

レンズにはライカDC VARIO-ELMAR(バリオ・エルマー)レンズを採用。また、9群12枚のレンズ構成のうち10面5枚の非球面レンズを使用し、手ブレ補正レンズの退避構造を採用することで薄型化を達成し、コンパクトボディでの光学30倍ズームという高倍率ズームを実現した。さらに、被写体から3cmの距離でのマクロ撮影にも対応している。

「4Kフォト」機能には、撮影シーンに合わせて選べる3つのモードを用意。スポーツ、飛行機、鉄道など動きの速い被写体向きの「4K連写」、植物、動物、子供などいつ起こるかわからないシャッターチャンスをとらえたいとき用の「4K連写(S/S)」、ボールを投げる瞬間などシャッターチャンスの瞬間に合わせて撮りたいとき用の「4Kプリ連写」という3モードから選択できる。

そして「4Kセルフィー」モードを新搭載。秒間30コマで連写する「4Kフォト」モードと「自分撮りモード」を併用し、自分撮りでも決定的瞬間を約8メガの写真に残すことができるという。「子供やペットなど、思い通りに動いてくれない被写体と一緒に撮影するときも失敗なく、ポーズや表情をいろいろ変えて撮影できるため、シャッターチャンスをしっかりとらえたセルフィー写真が楽しめる」としている。

撮影後に好きなフォーカスポイントの写真を選べる「フォーカスセレクト&フォーカス合成」モードも搭載。「フォーカスセレクト」モードでは、4Kフォト機能を利用して、フォーカスポイントを変えながら撮影し、撮影後、好きなフォーカスポイントの写真を自由に選べる。

また、「フォーカス合成」機能を使えば、「フォーカスセレクト」モードを使って撮影後、フォーカス位置の異なる複数の画像を合成し、ピントの合った範囲を広げた写真を作ることができる。

3.0型のタッチ操作対応液晶モニターに加えて、約117万ドット相当のファインダーも搭載。手ブレ補正は静止画用に光学式のPOWER O.I.S.、動画時用に5軸ハイブリッド手ブレ補正を採用している。

Wi-Fiも内蔵するほか、USB充電にも対応。バッテリー、メモリーカード含む質量は約322g。

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
  • ブランドPANASONIC
  • 型番DC-TZ90
  • 発売日2017年6月15日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格50,000円前後)