公開日 2011/07/19 14:50

ブルーレイレコーダーを購入する際にチェックすべき10のポイント

折原一也が指南!
いよいよ目前に迫った地デジ完全移行。エコポイントの効果もあって薄型テレビが爆発的に売れたのはご存じの通り。そして、テレビを買い替えたならやはり次は録画機…ということで、今、ブルーレイディスクレコーダー(以下BDレコーダー)が売れに売れているという。

そんなBDレコーダーは現在、主要な国内メーカーではパナソニック、ソニー、シャープ、東芝、三菱から製品が発売されているわけだが、当然ながらそれぞれ異なった機能や特徴を持っている。「録画と再生が当たり前にできればなんでもいい」なんて姿勢では、せっかくのデジタル放送の魅力を味わい尽くせず、もったいない。

それでは、いったいどんな点に注目して選べばいいのだろうか。今回は各社BDレコーダーの機能に的を絞り、自分にピッタリ合ったレコーダーを選び出すためのチェックポイントをガイドしていこう。


■【ポイント1】シングル?ダブル?トリプル? チューナーの数は基本中の基本!

レコーダーでまず最初にチェックすべき基本スペックが、搭載チューナーの数。チューナーの数によって同時に録画できるチャンネル数が異なるため、例えば録画したい番組が重なってしまった場合など、複数チューナー搭載モデルであれば両方を録画できる。

現在発売されている機種では、パナソニック“DIGA”のBZTシリーズのみがチューナーを3基搭載するトリプルチューナーモデル。そのほかの製品は、他社も含めて基本的にミドルクラス機以上がダブルチューナー(2基)、エントリーモデルはシングルチューナー(1基のみ)といった具合だ。

パナソニック“DIGA BZTシリーズ”最上位の「DMR-BZT900」

ダブルチューナーかシングルチューナーを決める際、何を基準にすればよいのかというと、自分のテレビ視聴スタイルを振り返れば、ある程度判断できる。「そのシーズンに放送される連ドラを片っ端から全部録画したい!」という人や、「リビングのレコーダーを家族で共有する」人、また地上波だけでなくBSやCSも頻繁に見る人などは、どうしても録画したい番組の放送時間が重なってしまうことが多くなる。こういう方には、やはりダブルチューナーをオススメしたい。「あれもこれも」というさらにヘビーなユーザーは、トリプルチューナーモデルも視野に入れたい。

一方、「ふだんはあまり録画しない」という人もいることだろう。もちろんそういった人はシングルチューナーでも問題ない。概してシングルチューナーモデルは価格も安いため、浮いた予算をほかの用途に回せるメリットもある。

なおスカパー!HD録画については、外部のスカパー!HDチューナーを用意することが前提になる場合が多いだろううから、契約者、あるいは契約を検討している方のみ気にすればよい。

■【ポイント2】どれだけ録り溜められるか、HDD容量も重要だ

VHSからDVD、そしてBDへと世代が移り変わる過程で、録画番組を内蔵ハードディスクへいったん保存することがスタンダードな使い方になった。どれだけ多くの番組を録画しておけるかはHDDの容量で決まり、当然ながら容量が大きいほど長時間の録画が可能。現在、売れ筋の機種は500GB〜1TB程度といった容量が一般的だ。

もっとも、最近のBDレコーダーはAVC録画という録画時間を伸ばす技術を搭載していて、以前と比べて実用的な画質で録画できる時間が長くなっている。CMやポスターなどで盛んにアピールしている「8倍録画」とか「10倍録画」といった数字がそれに当たる。

この機能を活用すれば、例えば5倍モードで録画したとして、500GBのHDDなら約200時間の録画ができる。あとは、価格とのバランスを考えて500GBにするか、それともより長時間録画できる1TBにするか、という風に絞り込んでいけばよい。

なお、VHSの3倍録画がそうであったように、AVC録画でも倍率を上げれば上げるほど画質が落ちてしまう。実用的なのは5倍程度までだろう。私見だが、画質を気にしない番組で無い限り、「○倍録画」の数値が一番長いものを選んでも、そのモードは実際にはあまり使わないケースが多いと思われる。

次ページ各社のこだわり機能との相性が重要ポイント

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