AV関連メーカーのコラボスタンプラリーなども

エコプロダクツ2009が開幕 - “ブドウ糖で動くWalkman”やLED AQUOSなど注目展示が多数登場

Phile-web編集部

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2009年12月10日
本日、環境展示会「エコプロダクツ2009」が東京ビッグサイトを会場に開幕した。会期は本日10日より12日までの3日間で、開場時間は10時から18時(最終日は17時)。本項では、AV関連メーカーのブースをレポートしていく。

「問い直せ、日本の力 ソーシャルパワー元年」が今年のテーマ

午後2時過ぎには入場口に長い列が。エコへの関心の高まりを感じさせる

■ソニーグループ

ソニーは、ブドウ糖を酵素で分解して電気エネルギーを取り出せるというバイオ電池などを技術展示。試作電池で“Walkman”を駆動させたり、社会科見学などで多数来場している小学生などから希望者を募り、実際に果物からブドウ糖を取り出して電気を作る実験デモを大々的に行っている。

バイオ電池の試作セル

バイオ電池で“Walkman”を駆動


ブドウを搾って取り出したブドウ糖でミニ風車を動かす実験を行った

同電池は、ブドウ糖を分解する酵素と電子伝達物質を固定化した電極(正極)で、セパレーターを挟んだ構造を採用。負極側では、外部からブドウ糖の水溶液を取り込み、ブドウ糖を酵素で酸化分解する際に電子と水素イオンを取り出す。

そして、水素イオンはセパレーターを介して負極側から正極側に移動。正極側では、空気中の酸素を取り込み、電子と水素イオンによる還元反応が起きて水が生成される。この一円の電気化学反応を通じて、電子が外部回路を移動する際に、電気エネルギーが取り出される。茶碗一杯ぶん(約150g・240cal)のブドウ糖で、単三アルカリ乾電池96本分のエネルギーを得られるという。

バイオ電池のしくみの図解

また、「色素増感太陽電池」と呼ばれる、色素を用いた太陽電池も参考出展。塗布・印刷が可能な色素を用いるため模様などをつけた太陽電池にすることができるという特徴があり、ブースには同技術を用いた窓ガラスなどを展示。模様のついた同電池を搭載したリチウムイオンバッテリーで“Walkman”を駆動させることも行っている。

模様のついた窓も太陽電池として利用可能に

様々な模様にすることが可能。色は赤や黄のほかに緑系のものもあるという


色素増感太陽電池の解説

そのほか、同社ブースでは“BRAVIA”の人感センサーを体験出来るコーナーや、デジタル一眼レフカメラ“α”などのボディ部分が廃CDのリサイクルによるものであることを解説するコーナー、“VAIO”や“PS3”などの梱包もスリム化して輸送面などでも省エネに貢献していることを説明するコーナーなどが設けられている。

人感センサーの体験ブース

α550の分解モデル。ボディのプラスチック部分は廃CDをリサイクルしている

■シャープ

シャープのブースでは、“LED AQUOS”「LX1シリーズ」を大きくフィーチャー。各サイズが取り揃えられた展示に多くの来場者が足を止めていた。

LED AQUOSを大々的に展示

「BD-HDW50」などの「エコモード」搭載BDレコーダーなども用意

同コーナーでは、「UV2A」を採用した新パネルと白色LEDバックライトなどによって従来機比30%以上の省エネを実現したことや、キャビネットにノンハロゲン樹脂を採用するなど随所にグリーン材料を採用していることなどを解説。また、LEDバックライトの技術サンプルも併せて展示している。

LX1の特徴解説

LEDバックライトのサンプル

加えて、ブース内には“LED AQUOS”を生産する新工場「シャープグリーンフロント 堺」(関連ニュース)の紹介コーナーも用意。デモ映像やパネル展示で同施設が持つ能力を解説している。

「シャープグリーンフロント 堺」の紹介コーナー。紹介映像を上映するモニターにもLED AQUOSが使われている

ブース入口には東海大学との産学協同によるソーラーカーの姿も

東芝/日立/パナソニックのブースを紹介

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