公開日 2007/07/19 17:58

CEATEC JAPAN 2007開催概要記者会見が開催 − 展示スペースを拡大し幕張メッセ全館使用へ

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IT・エレクトロニクスの総合展示会「CEATEC JAPAN 2007」が10月2日より5日間の日程で開催される。本日、主催3団体による、イベントの開催概要に関する記者会見が催された。

冒頭、主催団体となる(社)電子情報技術産業協会(JEITA)、情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)、(社)コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)を代表して、JEITA専務理事の半田力氏が挨拶を行った。


JEITA専務理事 半田力氏
本年のCEATEC JAPANのテーマは「見える、感じる、デジタルコンバージェンス最前線。」。これまでは単体で成立していた技術や製品、産業、市場をデジタルで共通化し、新しい産業や市場に収斂していく過程について、その最前線を来場者に伝えようとするイベントのコンセプトとなっている。「デジタル化がさらに急速に進むに連れて、新しい知識社会が生まれつつある。このような中で、過去の概念を打ち壊すことによって、新たな人間生活、新たな感性、新たな価値が創造される過程を私たちはサポートして行きたい」と半田氏は述べ、本年のイベントについて「先端情報をいち早く届けることにより、皆様の期待を上回るインパクトをもたらしたい」と意気込んだ。


CEATEC JAPAN 運営事務局長 入江二郎氏
続いてCEATEC JAPAN 2007の展示概要が、運営事務局長の入江二郎氏より紹介された。イベントの出展状況は7月18日現在で502社、2,843小間となり、昨年同時期を上回る成果が上がっているという。このペースで伸び続ければ、最終的に昨年の出展者数、小間数を上回り、過去最高の出展規模になるだろうと入江氏は予測する。登場来場者数は総数20万人が見込まれている。

また本年は出展スペースも拡大されることが決定しており、昨年使用された1〜8ホールに9〜11ホールを加え、幕張メッセ全館を使用してイベントが開催される。従来からの出展各社による新製品・新技術のメーカー別展示ホールの他にも、国内のデジタルコンテンツ産業の多様性や方向性が紹介される「デジタルコンテンツパビリオン」や、「オートモーティブパビリオン」、「デジタルサウンドプラザ」など特別企画展示、シャープ・町田勝彦会長、日本電気・矢野薫社長らによる「キーノートスピーチ」や、合計約150のセミナーなどが開催される予定だ。

さらに今年からCEATEC JAPAN 2007は、「JAPAN国際コンテンツフェスティバル2007(CoFesta 2007)」のオフィシャルイベントに認定された。CoFesta 2007は、これまでCEATEC JAPANや、国内で開催されてきた他のゲーム、アニメ、音楽、放送、映画などコンテンツ産業関連の各イベントをリンクさせ、世界に向けてその力をアピールすることを目的に設立されたものである。会期は本年9月19日(水)から10月28日(日)までとなり、他に認定されたオフィシャルイベントには「東京ゲームショウ2007」や「第20回東京国際映画祭」「Japan Animation Contents Meeting 2007」などがある。


CoFesta 2007の実行委員会 実行本部長 石川知春氏
本日の記者会見にはCoFesta 2007の実行委員会を代表し、実行本部長の石川知春氏が挨拶を行った。石川氏はCEATEC JAPAN 2007について「ソフト・ハードとの連携を進めていく上で、非常に大きな意味を持つイベント」と評価。会期中開催される特別展示「デジタルコンテンツパビリオン」の成功にも期待を寄せた。

なお、CEATEC JAPAN運営事務局では7月20日より公式Webサイトにて入場事前登録とキーノートスピーチの聴講予約受付を開始する予定。入場事前登録を行うことにより入場料は無料となる。

【問い合わせ先】
CEATEC JAPAN運営事務局(日本エレクトロニクスショー協会内)
TEL/03-5402-7603

(Phile-web編集部)

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