公開日 2006/09/04 17:20

<IFA2006レポート:ビクター>ビクターのK2技術を現地の来場者たちが体験

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K2技術を体験するために多くの来場者が集まる

解説は現地の担当者が行う。熱心な音楽ファンの質問にも丁寧に応じていたのが印象的だった
日本ビクター(株)は、通常ブースとは別に同社が誇るデジタル処理技術であるK2テクノロジーを体験してもらうためのスペースを別フロアに設けている。マスターテープに収められている音楽の微妙なニュアンスを表現することができる超高音質CDであるxrcdを体験できるとあって、音楽好きの熱心な来場者が集まってくる。

会場にはオープンリールデッキも置かれ、現地のドイツ人担当者がK2テクノロジーの技術的な解説をわかりやすく行いながら、マスターテープの音と通常の音、そして最後にxrcdによる最新の音質を体験できるようになっている。

「音楽好きのドイツの方々にどのように感じていただけるのかが楽しみです。来場された方々は長時間にわたってじっくりと聴かれます。質問も多くお寄せいただき、現地のドイツ人の担当者も本当に熱心に対応してくれています。これから少しずつヨーロッパにおいても知名度を拡大していきたいです」同社のグローバルマーケティングを担当されている辻健氏はこのように語る。

K2ラボラトリーの開発リーダーである桑岡俊治氏、そして開催日にはビクタースタジオ長の高田英男氏も駆けつけるなど、同社の力の入れようがわかる。既存のCDフォーマットをよりよい音質で楽しむという同社のコンセプトはこの地では確実に受け入れられそうである。その証拠に体験会が終了すると来場者から拍手が沸き起こっていた。

(季刊・オーディオアクセサリー編集部・伊佐山)

[IFA2006REPORT]

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