• ブランド
    特設サイト
公開日 2015/09/26 09:00

【TIAS】ノア、ENIGMAの静電&ダイナミックドライバーヘッドホン。真空管&MOSFETのヘッドホンアンプも

レコードクリーナー専用アタッチメントも登場
編集部:小澤 麻実
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
2015東京インターナショナルオーディオショウが25日(金)から27日(日)までの3日間、東京国際フォーラムにて開催されている。本稿ではノア、アーク・ジョイア、ハイエンドのブースのもようについてお伝えする。

ノア/アーク・ジョイア


ノアのブース

アーク・ジョイアのブース
4階G402、403にはノアおよびアーク・ジョイアがブースを構えている。

米ENIGMA ACOUSTICSからは、10月に発売予定のヘッドホン「DHARMA D1000」(実売18万円前後)と、ヘッドホンアンプ「Athena A1」(税抜24万円)が出展されている。

ヘッドホン「DHARMA D1000」とヘッドホンアンプ「Athena A1」

「DHARMA D1000」は高域に同社特許技術・SBESL(セルフバイアス式静電スピーカー)を、低域には和紙の製造技術を用いた50mmのダイナミックドライバーを採用するというユニークなハイブリッドドライバー構成のヘッドホン。オープン型で、再生周波数は15〜50,000Hzで、公称インピーダンスは26Ω。感度は95dB(1mW)で、最大入力は2,000mW。

ヘッドホン「DHARMA D1000」。ヘッドバンドには本革を、イヤーパッドにはプロテインレザーを採用。ハウジングはアルミ製

「Athena A1」は、入力段には双三極管ECC82/B749を用い、出力段にはMOSFETとバイポーラTrをA級動作で組み合わせたハイブリッド構成。ヘッドホンインピーダンスは16〜600Ωまで対応する。周波数特性は5〜20,000Hz。ボリュームはロータリーボリューム。フロントパネルには放熱効果の高いアルミを採用。周りにはガラスを用いており、真空管のほんのりとした光も楽しめる。外形寸法は117W×185H×134Dmmとデスクトップサイズだ。

ヘッドホンアンプ「Athena A1」

両機を組み合わせたサウンドは解像感が高くエネルギーに溢れ、低域から高域までバランスが良い。ブースを訪れたらぜひ聴いてみていただきたい。

米KLAUDiOの超音波振動式レコードクリーナー「CLN-LP200」用のアクセサリーとして、サイレンサー「SIL-01」(税抜24万円)およびディスクローダー「ATL-RCM05」(税抜42万円)が披露された。

サイレンサー「SIL-01」(右)とディスクローダー「ATL-RCM05」(左)

サイレンサー「SIL-01」は、レコードクリーナー全体をすっぽりと覆うことで、洗浄時に発生する騒音を低減するというもの。ディスクローダー「ATL-RCM05」は、レコードクリーナーの上部に取り付けることで、5枚のレコードを自動でローディングし洗浄してくれる。



Sonus Faberの、サイドパネルを交換可能な新スピーカー”Chameleon”シリーズ

audio researchからは真空管ステレオパワーアンプの新モデル「REFERENCE 75SE」(税抜150万円)が登場する


こちらはpear audioの新アナログプレーヤー「Robin Hood」。ナチュラル(右:税抜37.5万円)とラッカー(左:税抜42.5万円)仕上げがある

Alto-Extremoからは新インシュレーター「NeoFlex」シリーズ

ハイエンド

5階G509にはハイエンドがブースを構え、同社取扱ブランドを展示している。

ハイエンドのブース

新製品としては、近日発売を予定しているオランダMola-Moraのモノパワーアンプ「Kaluga」とプリアンプ「Makua」が登場した。

新製品となるモノパワーアンプ「Kaluga」とプリアンプ「Makua」を使ったデモを実施

「Kaluga」はクラスDアンプを採用し、100VAC時の出力は300W/8Ω、580W/4Ω、800W/2Ω。SN比は-128dBとなる。メインアンプ基板はMola-Mora独自設計のもの。オーディオ回路は必要最小限の機能に集約し、ケーブルは回路基板に直にハンダ付けしているという。

「Makua」は、全ステージにディスクリートアンプモジュールを搭載。ノイズの伝播を防ぐ構造としており、AC電源からの影響も受けにくいという。またオプションとしてDACとフォノイコライザーも用意している。

「Makua」はオプションとしてDACとフォノイコライザーも用意。後ろのぬいぐるみはブランド名(Mola-Mola)にもなっているマンボウ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 女子プロゴルフ「パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント」、4/26からの放送・配信予定
2 売価アップも品薄も問題にしないアキュフェーズの強さに感服 <販売店の声・売れ筋ランキング3月>
3 ソナスの新製品スピーカー「Lumina II Amator」が鋭い立ち上がり <ハイファイオーディオ売れ筋ランキング3月>
4 Prime Video、『ゴジラ-1.0』ほかゴジラ邦画実写全30作品や、Prime独占EP配信の『岸辺露伴は動かない』第4期など5月配信
5 ゲオ、43V型で4万円を切る狭額縁デザインの4K液晶テレビ
6 Anker、最大半額セールを楽天で実施中。完全ワイヤレスイヤホンは割引でさらにポイントアップも
7 『鬼滅テレビ -柱稽古編放送直前SP-』5/4 13時25分から無料配信。公開生放送の観覧受付開始
8 KEF、「LS60 Wireless」など一部スピーカー製品を値下げ。4月25日より
9 スカパー!、スティック型ストリーミング端末「スカパー!+(プラス)ネットスティック」を新開発
10 Netflixで「ご利用世帯の登録」画面が表示された場合の対処法は?
4/26 10:36 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー192号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.192
オーディオアクセサリー大全2024~2025
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2024~2025
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.21 2023 WINTER
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.21
プレミアムヘッドホンガイド Vol.31 2024 SPRING
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.31(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2023受賞製品お買い物ガイド(2023年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2023年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX