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Dnote技術を活用

【ポタ研】クラリオン、フルデジタルヘッドホン試作機/ティアック「UD-503」販売好調

編集部:風間雄介
2015年07月11日
フジヤエービック主催のポータブルオーディオイベント「ポタ研2015夏」が7月11日、中野サンプラザにの6Fと11Fで開催。本項ではクラリオンとティアックの出展内容を紹介しよう。

クラリオンがフルデジタルヘッドホンを参考出展

クラリオンは、フルデジタルヘッドホンを参考出展した。デジタル音源のダイレクト入力に対応した密閉型ヘッドホンで、同社では「ハイエンドクラス」としているが、価格や発売時期等は未定。

クラリオンのフルデジタルヘッドホン試作機

Clarionのロゴが光る

フルデジタルヘッドホンでは、オーディオテクニカがTrigence Semiconductor(トライジェンス)社の「Dnote」技術を搭載したモデル「ATH-DN1000USB」を発売している。

クラリオンの今回の試作機も同じDnote技術を搭載しており、ヘッドホンデジタル音源を直接入力し、内部のフルデジタルドライバーICによって6chのデジタル信号に変換し、最終的に音声として出力する。

ボリュームのUP/DOWNボタンを備える

USB入力端子部

同社は2013年と2014年のCEATECにもフルデジタルヘッドホンを参考出展していた(関連ニュース)が、今回はそのときの試作機から、さらに外観や仕様を変更している。

持ってみるとハウジングがかなり大きくて重いが、これは駆動方法や振動板などに独自の工夫を盛り込んでいるからだという。

接続端子では、USB端子に加えて3.5mm 光デジタル端子からの入力にも対応している。今後の続報が楽しみだ。

ティアック「UD-503」が好発進、初期ロットは完売

ティアックブースの目玉は、発売されたばかりのUSB-DAC搭載ヘッドホンアンプ「UD-503」だ。デモ機ではゼンハイザーのHD 800をバランス駆動で鳴らしていた。

ティアックのUSB-DAC搭載ヘッドホンアンプ「UD-503」

ブース担当者に話を聞いてみると、発売以来非常に反響が大きく、初期ロットはすでに完売し、品切れとなっているとのこと。「お客様にはご迷惑をおかけし、申しわけありません。7月末には次のロットを販売できると思います」。

UD-503は“Reference 501”シリーズ「UD-501」を進化させた上位モデルという位置づけで、11.2MHz DSD音源の再生やヘッドホンのバランス接続にも対応している。「約15万円という価格についても、仕様や性能を考えると割安、とご好評を頂いています」と同社担当者は語る。

UD-503の多くの機能の中で、アップサンプリング機能も好評だという。「まだCDクオリティの音源を楽しんでいる方も多く、そのような音源でもアップサンプリングで高音質再生ができることを高くご評価頂いています」。

そのほかティアックブースには、beyerdynamicやKOSSのヘッドホンも展示。beyerdynamicは「T1」「T90」「T5p」「T50p」などおなじみのラインナップ。KOSSも複数製品を展示していたが、中でもポータブルオーディオファンに好評なのが「Pro 4s」。「これまで低音が強めと言われてきたKOSSですが、本機はフラットなチューニングです。またケーブルを左右どちらのハウジングでも接続できる『デュアルエントリー』機能も好評です」とのことだ。

beyerdynamicの代表的製品も展示

KOSSでは「Pro 4s」を新たなスタンダードにしたい、と意気込む

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