公開日 2012/05/21 13:00
「nasne」は何故誕生した?何ができる?将来展望は? − 開発陣直撃インタビュー
安蔵靖志氏が“真の姿”に迫る
ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が7月19日に発売する「nasne(ナスネ)」(関連ニュース)。どんな背景から開発され、どんなことができるのか?そして将来的な展望は?ジャーナリストの安蔵靖志氏がnasne開発スタッフ陣に取材を敢行し、真の姿に迫った。
■「nasneイコールPlayStation 3周辺機器」ではない
「nasne(ナスネ)」は500GB HDDと地上・BS・110度CSチューナー1基を内蔵する注目のネットワークレコーダー&メディアストレージだ。内蔵HDDのほか、外付けUSB HDDへの録画にも対応。放送波をそのまま記録するDRモードのほか、内蔵トランスコーダーを利用した長時間録画(3倍モード)にも対応している。
ユニークなのは、「nasneイコールPlayStation 3の周辺機器」ではないことだ。PS3用テレビ録画・視聴アプリ「torne(トルネ)」と最も親和性の高い機器であることは間違いないが、PS3がない家庭でも利用できる。
nasneはPS3やPlayStation Vita(PS VITA)、ソニーのPC「VAIO」、タブレット端末「Sony Tablet」、スマートフォン「Xperia」シリーズと最も親和性が高い設計となっている。これらに用意される専用アプリケーションを利用することで録画予約ができるだけでなく、録画した番組を家庭内LAN経由で視聴できる。
それに加えて家電AVネットワーク規格「DLNA」と著作権保護規格「DTCP-IP」に対応しており、これらに対応する機器(具体的には「ソニールームリンク」やパナソニック「お部屋ジャンプリンク」、シャープ「ホームネットワーク」機能に対応するテレビなどの再生機器)からnasneで録画した番組を視聴できるようになっている。
外出先からの録画予約はPCやスマートフォン、タブレットに対応するWebサービス「Gガイド.テレビ王国CHAN-TORU」で行える。ソニー製品のみ動作確認を取るとのことだが、かなり幅広い製品で利用できる仕組みだ。
nasneはシングルチューナーモデルだが、PS3にnasneを4基まで接続でき、PS3専用地デジチューナーと併せて最大5番組同時録画に対応する。VAIOシリーズの場合、最大8番組同時録画(nasneが8台必要)ができるという。
■nasneをなぜネットワーク機器にしたのか
従来の「torne」(PS3用地上デジタルチューナーと番組録画・視聴アプリのセット)がPS3専用周辺機器だったのに対し、なぜnasneは必ずしもPS3を必要としないネットワーク機器になったのか。商品企画部 ハードウェア企画課の渋谷清人課長はその理由として「拡張性」を挙げる。
■「nasneイコールPlayStation 3周辺機器」ではない
「nasne(ナスネ)」は500GB HDDと地上・BS・110度CSチューナー1基を内蔵する注目のネットワークレコーダー&メディアストレージだ。内蔵HDDのほか、外付けUSB HDDへの録画にも対応。放送波をそのまま記録するDRモードのほか、内蔵トランスコーダーを利用した長時間録画(3倍モード)にも対応している。
ユニークなのは、「nasneイコールPlayStation 3の周辺機器」ではないことだ。PS3用テレビ録画・視聴アプリ「torne(トルネ)」と最も親和性の高い機器であることは間違いないが、PS3がない家庭でも利用できる。
nasneはPS3やPlayStation Vita(PS VITA)、ソニーのPC「VAIO」、タブレット端末「Sony Tablet」、スマートフォン「Xperia」シリーズと最も親和性が高い設計となっている。これらに用意される専用アプリケーションを利用することで録画予約ができるだけでなく、録画した番組を家庭内LAN経由で視聴できる。
それに加えて家電AVネットワーク規格「DLNA」と著作権保護規格「DTCP-IP」に対応しており、これらに対応する機器(具体的には「ソニールームリンク」やパナソニック「お部屋ジャンプリンク」、シャープ「ホームネットワーク」機能に対応するテレビなどの再生機器)からnasneで録画した番組を視聴できるようになっている。
外出先からの録画予約はPCやスマートフォン、タブレットに対応するWebサービス「Gガイド.テレビ王国CHAN-TORU」で行える。ソニー製品のみ動作確認を取るとのことだが、かなり幅広い製品で利用できる仕組みだ。
nasneはシングルチューナーモデルだが、PS3にnasneを4基まで接続でき、PS3専用地デジチューナーと併せて最大5番組同時録画に対応する。VAIOシリーズの場合、最大8番組同時録画(nasneが8台必要)ができるという。
■nasneをなぜネットワーク機器にしたのか
従来の「torne」(PS3用地上デジタルチューナーと番組録画・視聴アプリのセット)がPS3専用周辺機器だったのに対し、なぜnasneは必ずしもPS3を必要としないネットワーク機器になったのか。商品企画部 ハードウェア企画課の渋谷清人課長はその理由として「拡張性」を挙げる。
関連リンク
-
デノン&マランツのCDコンポでDALI/B&Wのプレミアムブックシェルフスピーカーを鳴らしきる! -
手軽に臨場感が手に入る!レグザのワンボディサウンドバー「RA-B500」「RA-B100」を徹底レビュー -
ひと味違う“ながら聴きイヤホン”「kikippa」登場。その実力は? -
今こそ推したい!ロングヒットを続けるワイヤレスヘッドホン。「Sonos Ace」は音質もノイキャンも一級品 -
自宅での映画体験を劇場級に。北米ホームシアターブランド、Valerion「VisionMaster Pro2」を徹底解説 -
VGP2026で金賞!ハイエンド・サウンドバーのヒットモデル『Sonos Arc Ultra』、スポーツ番組の臨場感にプロも大満足 -
カッコいいのは大前提、では買うべきはどっち? NothingとCMFのヘッドホンを徹底比較 -
映画はやっぱりJBL!入門サウンドバー『CINEMA SB580 ALL-IN-ONE』は間違いなしの正統派サウンド -
陽が差す部屋で鮮やかな大画面が楽しめるXGIMIの4Kプロジェクター「HORIZON 20シリーズ」3モデルをレビュー -
この価格はホント? Sound by Boseで高コスパ、Baseus最上位イヤホン/ヘッドホン「Inspireシリーズ」まるごと聴いた -
【読者限定割引クーポンあり】初のハイブリッド設計、本気のハイエンド級音質!「EarFun Air Pro 4+」レビュー -
3人の専門家が深堀り!Anker「Soundcore Liberty 5」定番機の秘訣とは -
オーディオを高く売るなら信頼と実績のオーディオランド!下取よりも買取がお得です◎
クローズアップCLOSEUP
-
デノン&マランツのCDコンポでDALI/B&Wのプレミアムブックシェルフスピーカーを鳴らしきる! -
手軽に臨場感が手に入る!レグザのワンボディサウンドバー「RA-B500」「RA-B100」を徹底レビュー -
ひと味違う“ながら聴きイヤホン”「kikippa」登場。その実力は? -
今こそ推したい!ロングヒットを続けるワイヤレスヘッドホン。「Sonos Ace」は音質もノイキャンも一級品 -
自宅での映画体験を劇場級に。北米ホームシアターブランド、Valerion「VisionMaster Pro2」を徹底解説 -
VGP2026で金賞!ハイエンド・サウンドバーのヒットモデル『Sonos Arc Ultra』、スポーツ番組の臨場感にプロも大満足 -
カッコいいのは大前提、では買うべきはどっち? NothingとCMFのヘッドホンを徹底比較 -
映画はやっぱりJBL!入門サウンドバー『CINEMA SB580 ALL-IN-ONE』は間違いなしの正統派サウンド -
陽が差す部屋で鮮やかな大画面が楽しめるXGIMIの4Kプロジェクター「HORIZON 20シリーズ」3モデルをレビュー -
この価格はホント? Sound by Boseで高コスパ、Baseus最上位イヤホン/ヘッドホン「Inspireシリーズ」まるごと聴いた -
【読者限定割引クーポンあり】初のハイブリッド設計、本気のハイエンド級音質!「EarFun Air Pro 4+」レビュー -
3人の専門家が深堀り!Anker「Soundcore Liberty 5」定番機の秘訣とは -
【読者限定クーポン配布中】MEMS+ダイナミック型 SOUNDPEATS「Air 5 Pro+」をレビュー! -
DALI “プレミアム”コンパクトスピーカー「KUPID」、音楽にいつまでも没頭できるサウンドに迫る -
ゼンハイザー「HDB 630」はどこが凄い?初の“オーディオファイル向けワイヤレスヘッドホン”を徹底分析
アクセスランキング
RANKING
12/5 10:47 更新

















