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世界に先駆け、実機を初展示

<香港オーディオショウ>エソテリック、最新Grandioso K1Xに注目集まる。P1X/D1Xアジア初デモも

オーディオ編集部:浅田陽介
2019年08月10日
エソテリックは現在、香港にて開催中の香港ハイエンドオーディオショウ2019の会場にて、同日日本でも正式発表となった最上位シリーズGrandiosoの一体型プレーヤー「Grandioso K1X」(関連ニュース)を発表し、大きな注目を集めている。

今回、世界に先駆け初お披露目となったGrandioso K1X

香港ハイエンドオーディオ&ビジュアルショウは、地元のオーディオ雑誌『現代音響』誌が主催している。世界でも有数の規模を誇り、世界中のハイエンドブランドが集結している。中でもエソテリックは、その完成度の高さとサウンドで高い評価を得ている。

VRDS-ATLASやMaster Sound Discrete DACも展示され、その精密な内容で来場者からの高い関心を集めている

今回展示されたGrandioso K1Xは、2016年に発売されたGrandioso K1の後継モデルという位置づけになるが、その内容は大幅に変更。Grandioso P1X用に開発されたSACDトランスポートメカニズムVRDS-ATLASを一体型シャーシにマウントしたことに加え、DAC部には、Grandioso D1Xにて開発されたディスクリートDAC「Master Sound Discrete DAC」を、1チャンネルあたり4回路という構成や音質をキープした上で、2枚のステレオ用ボードに集約。一体型プレーヤーであるGrandioso K1Xに最適化させ、現時点でのエソテリックの技術と音作りの全てを踏襲した格好となっている。またUSB入力も装備し、最大で22.5MHzのDSD、768kHz/32bitのPCMに対応を果たすほか、MQAのフルデコード(MQA-CDを含む、認証完了後に対応予定)もサポートするなど、デジタル再生におけるスペックを網羅している。

Grandioso K1Xのリアパネル。本体下部に見えるL/RセパレートとしたDC入力は、将来的な強化電源を想定して用意されている。外部クロックは10MHzにのみ対応

また、音作りに対するこだわりは回路デザイン以外の部分にも盛り込まれており、あえてネジで締め付けずに開放的なサウンドを狙ったセミフローティングトップパネルや、機器の重心を考慮して後側のインシュレーターをあえて少し前に出して配置した脚部、もっとも理想的な響きを得るべくチューニングされたシャーシ底面のスリットデザインなど、エソテリックが持つデジタルプレーヤーのノウハウを惜しみなく投入している。

インシュレーターやー底部へのスリットの入れ方なども、全て音質面からのカットアンドトライを繰り返して採用されたものとなる

インターナショナル仕様として参考展示されたゴールドのGrandioso K1X

今回の会場では音出しでのデモは行われていないが、細部に至るまで徹底されたGrandioso K1Xへの注目度は極めて高い。インターナショナル仕様として全世界50台限定となる予定というシャンパンゴールド仕様の筐体も参考展示。エソテリック特有の美しい仕上げは、東アジアを中心とした来場者たちから大きな関心を集めている。


今回のデモの中心となったGrandioso P1X/D1Xへの関心も極めて高い。デモは常に立ち見が出るほどの盛況を見せている
デモンストレーションでの中心となったのは、この3月に発売されたセパレートモデルとなるGrandioso P1XとGrandioso D1X。実はアジアでは、発売後初のお披露目となったGrandioso P1X/D1Xへの注目は極めて高く、会場では常に立ち見が出るほどの来場者で溢れかえっている。特に香港を中心としたアジア諸国ではディスクメディアへの関心は依然として高く、高性能なディスクプレーヤーに対するニーズは想像以上に高い。

エソテリックは数あるディスクプレーヤーのなかでも「最高峰」として、ここ東アジアでも極めて高い注目と評価を獲得している。

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