リアル音響工房の出展内容も

【音展】日東紡音響がルームチューニング材アピール/McAUDIパワーアンプ新モデル/ラステーム小型USB対応プリメイン

公開日 2011/10/21 18:02 ファイル・ウェブ編集部
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オーディオ&ホームシアター展TOKYOの「秋葉原UDX」に出展しているメーカーのうち、日東紡音響エンジニアリング、McAUDI、ラステーム・システムズ、リアル音響工房、六本木工学研究所の展示内容を紹介する。

■日東紡音響エンジニアリングはおなじみ「SYLVAN」「ANKH」を展示

日東紡音響エンジニアリングは、同社のルームチューニング材「SYLVAN(シルヴァン)」「ANKH(アンク)」を出展している。

日東紡音響エンジニアリングブースの様子

SYLVAN

いずれも、柱状拡散体によるルームチューニング機構「AGS(アコースティック・グローブ・システム)」を搭載したモデルで、SYLVANよりも一回り大きい壁面設置モデルがANKHだ。

標準品ではないが受注生産品として、高さ60cmや180cmのもの、横幅90cmのタイプ、コーナー専用のANKHもラインアップする。ブースでは、部屋の状況を知らせ、どのモデルをどのように設置するのが効果的か尋ねる来場者が多く見られた。

■ラステーム・システムズの目玉は「RUA22A」

ラステーム・システムズがフィーチャーしているのは、9月に発売開始した、USBに加え光入力も備えた192/24対応オーディオアンプ「RUA22A」だ。

192/24対応小型オーディオアンプ「RUA22A」

「RUA220」をベースに、新たに光デジタル入力を装備。従来からのUSB端子に加え光端子でも192kHz/24bit乳路yくに対応した。

アンプ部は最大20W+20W(4Ω)のスピーカー出力と、最大80mW(32Ω)のヘッドホン出力を搭載している。

■McAUDIはモノ/ステレオパワーアンプ新モデルを展示

McAUDIは、モノラルパワーアンプ「M2001」とステレオパワーアンプ「M1002」の2機種を展示。どちらも予定販売価格は291,900円(税込)で、いずれも2012年1月頃の発売を予定している。また本体色はブラックとシルバーの2色となる予定。

McAUDIのモノ/ステレオパワーアンプ新モデル

スピーカーの試作機も展示。評判が良ければ市販も検討すると言う

M2001は出力200W、M1002は100W+100Wで、ともにDクラスアンプを採用。増幅段には超低ON抵抗のパワーMOS FETを搭載し、出力段の大型トロイダルコアには鉄カーボニルを使用し、太い銅線を巻いた。電源部はスイッチング電源を採用している。

■六本木工学研究所はユニットを特価販売

六本木工学研究所では、「W3-583SE」や「W3-593SG」など、自作用の様々なスピーカーユニット、スピーカーターミナルを展示。イベント特価で販売を行っていた。

六本木工学研究所ブースにはスピーカーパーツが勢揃い

完成品も展示されていた

また、同社取り扱いののユニットを搭載したスピーカー、YSC AUDIOの「MONITOR ZERO」については、富士ソフト 6F セミナールームで会期中毎日行っているイベントで試聴することが可能だ。

■リアル音響工房「外観は悪いが音はよい」

リアル音響工房は、新製品を3機種展示していた。

“万能真空管アンプ"と銘打った真空管パワーアンプは、出力が1.5Wで、定価が5万円程度。同社では「他社の10倍以上の価格の製品と比較して下さい」としている。

“万能真空管アンプ

オーディオセレクター「N1K2-J」はMINI SELECTORの上位機種で、予価52,500円(税込)。「外観は悪いが性能は最高。どんな高価なパッシブぷりと比較しても抜きん出て自然な再生ができる」とコメントしている。

上がオーディオセレクター「N1K2-J」、下はピンジャックケーブル「REC-RCA」

ピンジャックケーブル「REC-RCA」は1mで15,750円(税込)。RE-RCAケーブルのコストダウンモデルで、これについても「外観は悪いが性能は良い」としている。

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