<TIAS2007:エソテリック>「MG-20」やアバンギャルド「MEZZO」の音出しなど充実の内容

2007/10/05
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ティアック エソテリック カンパニーのブースでは、ESOTERICブランド生誕20周年を記念したモデルや、同社が輸入販売を行うTANNOY、アバンギャルドといったメーカーの製品が体験できる。

ESOTERICブランドは、プレーヤー、アンプ、スピーカーなど充実のラインナップを一斉に展示。SACDトランスポート「P-05」とDAコンバーター「D-05」は、P-05に搭載されたドライブメカ「VRDS-NEO(VMK-5)」の展示も行われている。

今年発表された新製品がズラリと並ぶ

P-05に搭載されたVRDS-NEOメカ

デザインコンシャスなモデルとして話題のSACDプレーヤー「SA-10」、プリメインアンプ「AI-10」(関連ニュース)といった、比較的カジュアルな製品も展示。また、同社がTANNOYと共同開発した、ESOTERICブランド初のスピーカーシステム「MG-10」「MG-20」(関連ニュース)も見ることができた。一方、クロック「G-0Rb」「G-03X」といったハイエンドユーザー向けの製品も充実し、昨年に比べ価格レンジが格段に広がった印象だ。

SA-10とAI-10。新たなデザインコンセプトを採用したモデルだ

ESOTERICブランド初のスピーカー「MG-10」(左)、「MG-20」(右)

さらに同社ブランドでは、昨年のインターナショナルオーディオショウで展示された一体型SACDプレーヤー「X-01 D2」(製品データベース)、ロングセラーを続けるセパレートタイプのSACDトランスポート/DAC「P-03/D-03」(製品データベース)にも注目が集まっていた。

ESOTERICブランドの新製品では、同社初めての管球アンプ「A-100」も展示。予価は1,575,000円。ステレオパワーアンプで、年内の発売を予定する。

エソテリック初の管球アンプ「A-100」は年内発売を予定する

試聴デモは、スピーカーにアバンギャルドの「MEZZO」とエソテリック「MG-20」を使用。MEZZOはすでに発表済みのモデルだが、音出しをするのは今回が初めてとなる。また、試聴コーナーには今年5月に発売されたTANNOY「Yorkminster Prestigi」も置かれており、タイミングによっては試聴できる可能性もありそうだ。

試聴デモの様子

右のホーンスピーカーがアバンギャルド「MEZZO」

このほかTANNOYのスピーカーでは、Glenair/Glenair10、Turnberry、Kensington、CanterburyのそれぞれSEモデルが展示されていた。

VPI社のアナログターンテーブルも3機種を展示。最も高級な「VPI HR-X」は231万円で、別売りのシンクロナスドライブシステム「VPI SDS」(231,000円)を接続し、回転を外部からコントロールしていた。また、エントリーモデルの「VPI Aries Scout」は価格が367,500円となっていた。

VPIのアナログターンテーブル。手前が「VPI HR-X」

このほか、ESOTERICブランドのケーブルなどもラインナップをずらりと並べていた。7N銅のMEXELオーディオケーブルや7Nの電源・スピーカーケーブルなどはもちろん、8Nのフォノケーブル「8N-Reference Phono Cable」は要注目だ。RCA-RCA、RCA-5Pinの2種類が用意されており、どちらも価格は157,500円(1.2m/税込)となっている。

ESOTERICブランドの7Nケーブルも展示

8Nのフォノケーブル「8N-Reference Phono Cable」。写真はRCA-RCA仕様

WBTのコネクターも展示されていた

(Phile-web編集部)

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