トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > モバイル/PCニュース

公開日 2017/03/22 16:06
開発者向けに提供開始

「Android O」はハイレゾ相当Bluetoothコーデック「LDAC」に対応

編集部:小野佳希
Googleは、Androidの次期バージョン「Android O」の developer preview版をアプリ開発者向けに提供開始。ハイレゾ相当の音声データをBluetooth伝送できるコーデック「LDAC」に対応することなど、次期バージョンの詳細を明かした。

Android Oのロゴ

オーディオビジュアル関連では、まず上記のようにLDACコーデックに対応。ソニーが開発し、現在はエレコムなど他社からもLDAC対応製品が登場しつつあるが、Android Oを採用することで端末をLDAC対応にすることもできるようになる。

新たなネイティブAPI「AAudio」にも対応。これは高性能、低レイテンシーのオーディオを必要とするアプリ向けに特別設計したとのことで、AAudioを使用するアプリはストリーム経由でデータを読み書きする。開発者向けプレビューでは、同APIの初期バージョンを提供し、利用者からのフィードバックを集める。

映像/画像系アプリで利用できる色域も拡大。AdobeRGB、Pro Photo RGB、DCI-P3など広色域の画像を表示できるようなる。

そのほか、PinP(ピクチャー・イン・ピクチャー)にも対応。また、Wi-Fiを利用した近接端末間の情報伝達技術「Wi-Fi Aware」もサポートするほか、文字の自動入力(オートフィル)や、GIFアニメのように絵柄が動くアダプティブアイコンなども利用できるようにある。

なお、基礎的な部分では「バッテリー性能や端末のパフォーマンス向上に最も大きく優先順位を割いた」とGoogleは説明。バックグラウンドでアプリができることをさらに自動制限するようにし、これにより、ユーザーのデバイスやバッテリーに与える影響を最小限に抑えたアプリケーションを簡単に作成できるという。

また、通知領域の機能も拡大。従来のようにアプリの通知をまとめて管理するのではなく、各チャンネルの動作を個別にブロックまたは変更できるようになる。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB