トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > ホビー&カルチャーニュース

公開日 2022/05/05 15:50
「PowerBook」も現役で稼働

アップル、280台のMacを駆使した『スター・ウォーズ』サウンド制作の舞台裏を紹介【Gadget Gate】

Kiyoshi Tane
アップルは5月4日の「スター・ウォーズの日」を記念して、Macを駆使してサウンドを創り上げている「Skywalker Sound」(ルーカスフィルムの音響効果部門)を特集した動画および特別ページを公開した。

Skywalker Soundでは、ラックマウントされた130台のMac Pro、50台のiMac、50台のMacBook Pro、50台のMac miniで音楽制作ソフトのPro Toolsを稼働させており、これらは全て中央のマシンルームにリモートで接続されているという。かたやスタジオでは、iPad、iPhone、Apple TVなどが使われる一方で、PowerBookのような大ベテランの機器も重要な役割を果たしているそうだ。



『スター・ウォーズ』のEP1 - 6や『インディ・ジョーンズ』シリーズのサウンドデザイナーであるベン・バート氏は、「自分の旅はMacintosh SEから始まった」とコメント。そして映画サウンドの仕事をしたい若者たちに、「今ならiPadやMacBookで、自宅であらゆるカットやサウンドミックスができる安価なアプリケーションもある」として、まず効果音のコレクション作りから始めるようアドバイスしている。

また、サウンドエディターでサウンドデザイナーのアル・ネルソン氏は、iPhoneによる録音はプロの現場でも「完全に使える」と述べている。さらに、オスカー賞を7回も受賞したゲイリー・ライドストロム氏(『ターミネーター2』等にも関与)いわく「サウンドや映画制作に興味があるなら、iPhoneで4K以上のビデオを録画できる(中略)。これこそが、真の革命なんだ」とのことだ。

Skywalker Soundのスタジオで作業している様子

また9日には、Skywalker Soundのレフ・レファーツ氏がサウンド制作について語るオンライン特別セッション(Today at Appleの一環)も開催するという。参加を希望する人は、Appleの公式サイトから申し込むことができる。

ティム・クックCEOもTwitterで、Macを活用するSkywalker Soundの動画を紹介している。名セリフ「フォースと共にあらんことを(May the force be with you)」をもじったツイートも必見だろう。



Source: Apple
via: MacRumors



※テック/ガジェット系メディア「Gadget Gate」を近日中にローンチ予定です。本稿は、そのプレバージョンの記事として掲載しています。

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 女子プロゴルフ「パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント」、4/26からの放送・配信予定
2 売価アップも品薄も問題にしないアキュフェーズの強さに感服 <販売店の声・売れ筋ランキング3月>
3 ソナスの新製品スピーカー「Lumina II Amator」が鋭い立ち上がり <ハイファイオーディオ売れ筋ランキング3月>
4 Prime Video、『ゴジラ-1.0』ほかゴジラ邦画実写全30作品や、Prime独占EP配信の『岸辺露伴は動かない』第4期など5月配信
5 ゲオ、43V型で4万円を切る狭額縁デザインの4K液晶テレビ
6 Anker、最大半額セールを楽天で実施中。完全ワイヤレスイヤホンは割引でさらにポイントアップも
7 『鬼滅テレビ -柱稽古編放送直前SP-』5/4 13時25分から無料配信。公開生放送の観覧受付開始
8 KEF、「LS60 Wireless」など一部スピーカー製品を値下げ。4月25日より
9 スカパー!、スティック型ストリーミング端末「スカパー!+(プラス)ネットスティック」を新開発
10 Netflixで「ご利用世帯の登録」画面が表示された場合の対処法は?
4/26 10:36 更新

WEB