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公開日 2026/07/18 19:04
スタックスはエントリーからハイエンドまで目白押し

<ヘッドフォン祭mini>FitEarの新IEM「Lilior Universal」に試聴客殺到!/B&W「Px8 S2」とデノン「DP-500BT」でレコードを試聴

編集部:原田郁未

本日7月18日(土)に「夏のヘッドフォン祭 mini 2026」が、東京・丸の内のステーションコンファレンス東京6Fで開催。本稿では、FitEar/須山歯研、ディーアンドエムホールディングス、スタックスの3ブースをレポートする。


FitEar、新IEM「Lilior Universal」が目玉


FitEar/須山歯研ブースの目玉となっていたのが、6基のBAドライバーと4基のESTドライバーを搭載するユニバーサルIEM「Lilior Universal(リリオール・ユニバーサル)」だ。ブースを訪れる来場者の多くが本機の試聴を目的としており、発売前から高い関心を集めていた。8月8日(土)に発売予定で、価格は495,000円(税込)。



FitEar「Lilior Universal」


同社が長年培ってきたイヤーモニター開発の知見をもとに、「派手さでごまかさない実在感」と「音楽本来の魅力を忠実に描き出す表現力」を追求した、新コンセプトのユニバーサルIEMだという。


また、周波数バランスを大きく変化させることなく適度に外音を取り込み、完全密閉型IEMに特有の閉塞感も軽減。遮音性を維持しつつも、より自然なリスニング体験を目指したと説明。開発にあたっては、アンビエントフィルターの効果を引き出しつつ、音響バランスを整えるために試行錯誤を重ねたという。


同ブースでは、FitEar初のコンシューマー向け密閉型ヘッドホン「Origin-1」も展示。2月14日に発売されたモデルで、価格は88,000円(税込)。業務用ヘッドホン「Monitor-1 SR(Studio Reference)」の音響設計を継承し、ステージやスタジオで求められる信頼性の高い音を、家庭でも楽しめるとアピールしている。



FitEar「Origin-1」


B&W「Px8 S2」とデノン「DP-500BT」でレコードを試聴


ディーアンドエムホールディングスのブースでは、Bowers & Wilkins(B&W)とデノンの製品を展示していた。


B&Wで注目を集めていたのが、フラグシップ・ワイヤレスヘッドホン「Px8 S2」の新色「ミッドナイト・ブルー」と「パール・ブルー」。既存色や他ブランドとのコラボレーションモデルに加わる新たな選択肢として用意され、来場者からも人気を集めていた。また、マクラーレンとのコラボレーションモデルも引き続き好評。



多彩なカラバリをアピールする Bowers & Wilkins「Px8 S2」


デノンからは、今年3月に発売されたBluetooth対応アナログプレーヤー「DP-500BT」を中心に紹介。S字型トーンアームとMMカートリッジが付属するほか、フォノイコライザーも内蔵しており、アンプやアクティブスピーカーと組み合わせるだけでレコード再生を始められる手軽さを特徴とする。


会場ではPx8 S2とBluetoothで接続してアナログレコードを試聴できるデモンストレーションが催されていた。



デノン「DP-500BT」とPx8 S2を組み合わせ、ワイヤレスでのアナログリスニングを体験できる


同社担当者によれば、近年はミュージシャンがアナログレコードを発売する機会が増え、ファングッズとしてレコードを購入する若い世代も増加。そうしたユーザーが実際にレコードの音を楽しむための製品として、アナログプレーヤーの注目が高まっているという。


スタックス、ほぼフルラインナップを用意。なかでも「SR-009D」が人気


スタックスブースでは、エントリーからハイエンドまで、 静電型ヘッドホン(イヤースピーカー)と専用ドライバーユニットをほぼフルラインナップで展示していた。


同社の製品のほとんどが駆動に専用のドライバーユニットを必要とし、据え置き環境を前提とする製品が中心だが、低域から高域までの広い帯域と、歪みを抑えた再生が来場者から好評だという。


同社担当者は、「いずれも据え置きでの使用を前提とした製品なので、こうしたイベントで実際に試聴していただける機会は重要」とコメントしていた。



スタックスで取り扱うほぼ全製品をラインナップした


ヘッドホンで特に人気を集めていたのが、ハイエンドモデル「SR-009D」。2011年に登場した「SR-009」の設計を継承しつつ、着脱式ケーブル構造などを採用して復活したモデルで、価格は385,000円(税込)。



スタックス「SR-009D」


ミドルクラスでは、特徴的な長方形の外観を持つ「SR-L700 MK2」が人気。イヤースピーカーとして初めてリケーブル構造を採用したほか、ケースホルダーをプラスチックからアルミ素材へ変更し、強度と側頭部へのフィット感を高めた。



四角いハウジングが特徴的なミドルクラスモデル「SR-L700 MK2」(左)、「SR-L500 MK2」(右)


ドライバー・ユニットでは、真空管/半導体ハイブリッド構成のフラグシップモデル「SRM-T8000」が注目を集めていた。初段にローノイズ双三極管E88CC、出力段に大電流エミッターフォロワー方式のA級半導体回路を採用し、入力から出力までカップリングコンデンサーを使用しない回路構成としている。



スタックス「SRM-T8000」


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