<CES>LG、厚さ9mmでワイヤレス接続の“壁紙”有機ELテレビ「OLED evo W6」を出展
2026/01/05
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LGエレクトロニクスジャパンは、同社4K有機ELテレビの2026年度モデルとして、厚み10mm未満を実現したワイヤレス接続対応の “LG OLED evo AI W6”「OLED83W6PJA」を、8月中旬より発売する。価格はオープンだが、市場では税込1,370,000円前後での実売が予想される。
2017年に同社が発表した、壁にピッタリと貼り付けるように設置できる “Wallpaperデザイン” を継承し、厚み9.55mmという超薄型ボディを実現した4K有機ELテレビ。今年1月、米ラスベガスの国際展示会「CES 2026」に出展されたモデルの国内導入が決定した格好となる。
チューナーや接続端子は、すべてテレビ本体から分離独立させた「Zero Connect Box」に集約。テレビ本体とZero Connect Boxはワイヤレスで接続され、最大10m離して設置することができる。これにより設置の自由度を飛躍的に高め、またテレビ本体のデザイン性を配線により損なうことも無いとしている。
最新世代の有機ELパネル「プライマリーRGBタンデム」を採用すると共に、新たな独自技術「Hyper Radient Colorテクノロジー」を導入。輝度/色再現の向上と、反射低減を統合的に最適化する技術だといい、どのような環境にテレビを設置しようとも、有機ELの高画質を安定して引き出すことが可能であると説明している。
Hyper Radiant Colorテクノロジーでは、輝度向上技術「Brightness Booster Ultra」を組み合わせることで、2025年発売の有機ELテレビ “OLED B5シリーズ” 比で最大約3.9倍のピーク輝度を実現。低反射ディスプレイにより映り込みも大幅に低減した。米認証機関のUL Solutionsや英認証企業のIntertekからは、高輝度や色再現の忠実さを証明する各種認証を取得しており、輝度/黒表現/色再現を三位一体で高次元に進化させたと謳う。
画質の一方で、目の疲労など健康への配慮にも取り組んでおり、ブルーライトなどの刺激を抑えていることを示す「Eyesafe RPF 40」「Eyesafe CPF 60」認証を取得。長時間でも快適に視聴できる “目にやさしい映像体験” の追求を掲げる。
映像エンジンには、同ブランド最新のリアルタイムAIプロセッサー「α11 AI Processor 4K Gen3」を搭載。映像をシーンや被写体ごとにリアルタイム解析し、ノイズ低減/アップスケーリング/明暗調整/色補正を自動的に実行する「AI映像プロ」で、細部までリアルな表現が味わえるとする。
音質に対しても「AIサウンドプロ」により、コンテンツのジャンルや音声特性をもとに、音の広がり/明瞭感/バランスを自動調整。2ch音源をバーチャル11.1.2chの立体的なサウンドへ変換するアップミックス機能も備え、空間的なサラウンド効果が体感できる。
加えて、AIが提示する映像/サウンドサンプルを数回選ぶだけで、画質/音質をユーザー好みに最適化できる機能「AIパーソナルウィザード」「AIサウンドウィザード」も搭載。調整のパターンは映像が約16億通り、サウンドが約2.7億通りにも登るといい、ユーザー好みの設定が手軽に実現できるとしている。
HDRフォーマットのドルビービジョン/HDR10/HLG、立体音響のドルビーアトモスをサポート。フレーム補間などの映像補正を切り、映画制作者の意図に忠実な画質を再現する「FILMMAKER MODE」も搭載する。FILMMAKER MODEに関しては、環境光センサーと連動して視聴環境に応じた明るさ/トーン調整を行う「アンビエントFILMMAKER MODE」にも対応。リビングなど明るい環境での見やすさを確保しつつも、制作者の意図を尊重した画質が楽しめるとしている。
ゲーミング機能も訴求し、VRR対応機器との接続時には4K解像度で最大165Hzのリフレッシュレートに対応。0.1msという高速応答により高いゲームパフォーマンスを発揮すると謳う。映像のカクつき/チラつきを抑制する「NVIDIA G-SYNC Compatible」「AMD FreeSync Premiumテクノロジー」もカバーする。
システムには、ブランド独自の「webOS」を採用。付属の「マジックリモコン」は、本体を振るとテレビ画面上にポインターが表示され、十字キーと組み合わせた直感的かつスムーズな操作を実現する。音声操作もサポートするだけでなく、ユーザーの声とアカウントを紐づける「AI音声ID」にも対応。音声操作を行うと、話しかけたユーザーのアカウントへ自動的に切り替わり、画質/音質設定やおすすめコンテンツなどが呼び出される。
ほかAI機能として、Google GeminiやMicrosoft Copilotによる検索機能「マルチAIサーチ」、AIが視聴傾向からコンテンツのレコメンド、視聴中番組の最新情報のリマインドを行う「AIコンシェルジュ」、操作の疑問や悩みに答える「AIチャットボット」を搭載する。