アキュフェーズ、創立50周年記念第3弾となるセパレートSACDプレーヤー「DC-1000」「DP-1000」
2021/07/19
アキュフェーズは、フラグシップ機の技術を継承したDAコンバーター「DC-500」を2026年6月中旬に発売する。価格は748,000円(税込)。
DC-500は、同社が2021年に発売したセパレート型SACD/CDプレーヤー用DAコンバーター「DC-1000」の技術を受け継いで開発された単体DAコンバーター。
DC-1000の性能と音質に迫るクオリティを実現し、多様化する音楽再生環境においてシステムの中核を担うモデルと位置づけられている。
ΔΣ型DA変換回路を並列駆動させることで、歪率や雑音特性、リニアリティといった性能を大幅に改善する独自方式「MDS++」を採用。本モデルではESS社のDACチップ「ES9028PRO」を用い、8回路並列駆動することで、各種性能を約2.8倍に高めたという。
さらにI-V変換回路には、同社の特許技術「ANCC(Accuphase Noise and distortion Canceling Circuit)」を融合。主アンプの雑音と歪みを副アンプで打ち消す技術であり、MDS++の効果をさらに引き出すとのこと。
DSD再生においても独自方式「MDSD(Multiple Double Speed DSD)」を採用。一般的なDAコンバーターでは、DSD信号に含まれる高周波ノイズを除去するため一旦PCM変換を行うが、MDSD方式ではタイミングをシフトした8種類のDSD信号をMDS++に入力。PCM変換を挟むことなく高周波ノイズ除去を実現している。
対応するサンプリング周波数は、PCMが最大384kHz/32bit、DSDが最大22.5MHz(USB入力)。
デジタル入力端子は、HS-LINK×1、USB×2、光デジタル×2、同軸デジタル×1の合計6系統を装備。ネットワークプレーヤーやPC、SACD/CDプレーヤーなど、さまざまな機器との接続に対応する。
アナログ出力部には、理想的な信号出力のためラインとバランスの出力回路を独立させた「Direct Balanced Filter」回路を搭載。こちらにもANCCを採用する。また、曲間でリレーの動作音が生じないよう、独自開発のミューティング回路を新たに備えた。
内部レイアウトはDC-1000の設計を踏襲し、デジタル回路用とアナログ回路用の電源を独立構成とした。電源部には、大容量かつ高音質カスタム仕様のフィルター・コンデンサーを搭載した低雑音電源回路を採用。大型電源トランスもアナログ/デジタル独立構成とし、高周波雑音や電気的干渉による音質劣化を抑える対策を施している。
本体にはサンプリング周波数/ビット数表示機能を搭載。ほかのプレーヤーとの出力レベル差を調整できる出力レベル調整機能、バランス出力極性切替機能も備える。
そのほか外装は、「本木目」光沢塗装仕上げのサイド・パネルと、アルマイト・ヘアライン仕上げのトップ・プレートを採用する。また電源ケーブルとして、OFC導体を用いた「APL-1」が付属する。外形寸法は465W×114H×386Dmm、質量は15.6kg。