公開日 2015/10/23 12:31

オーディオに適した“部屋の残響時間”とは?「アコースティックオーディオフォーラム」潜入レポート

【特別企画】「オーディオルームの響きについて」をテーマに開催された試聴会に潜入
編集部:小野佳希
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アコースティックデザインシステムが毎月開催している試聴会「Acoustic Audio Forum」。「オーディオルームの響きについて」をテーマに、プロ向けの音楽スタジオの設計や防音工事も多く手掛ける同社が様々な解説やデモを行った最新回「第23回Acoustic Audio Forum」の模様をレポートする。


■部屋の残響時間は音質の良さにどう影響する?

本イベントを主催するアコースティックデザインシステムは“オーディオファンや音楽家のため”を謳う防音工事専門会社。オーディオファン、ホームシアターファンに向けた部屋づくりはもちろん、上記のようにプロのミュージシャンやレコーディングエンジニアが使用する音楽スタジオの設計も多く手がけている。“音楽を聴く・再生するための部屋づくり”のノウハウを豊富に持っている会社だと言える。

そんな同社が、毎回様々にテーマを変えながら開催しているのが、本イベント「Acoustic Audio Forum」(過去のイベントレポート等はこちら)。同社が持つ部屋づくりのノウハウを学びながら、オーディオ趣味と部屋との関係の重要性を体験できるイベントだ。

最新回となった「第23回Acoustic Audio Forum」の会場は、前回に引き続き東京・九段下にある同社のショールーム。有名交響楽団のプロミュージシャンが練習のために訪れることもあるという、響きに配慮された部屋を会場に、テーマである「オーディオルームの響きについて」を体感できる様々なデモが行われた。

オーディオルームの響き(残響時間)について説明

なお、今回から新たにデモ用の機材へモニターオーディオのスピーカー「GOLD 300」を導入。従来からのB&W「805D」と使い分けながらの楽曲再生となった。また、プレーヤーにはスフォルツァートのネットワークプレーヤー「DSP-03」を使用し、ハイレゾ音源やCDリッピング音源などを織り交ぜてデモが披露された。

デモに用いられたシステム。今回から新たにモニターオーディオのトールボーイスピーカー「GOLD 300」が加わった

■オーディオルームと「平均吸音率」

同社代表の鈴木氏はテーマである「部屋の響き」について、「例えば響きが短い部屋では直接音を中心に音を聴くことになるが、それだと意外と音がキツく感じる。ドラムの演奏を例にすると、デッドな部屋だと耳が痛くて耳栓が必要になるが、ライブな部屋であれば耳栓がいらなくなることも結構ある」とコメント。「部屋の響きが長い、短いというのには双方でメリット・デメリットがある」と、部屋の響き、つまり残響のコントロールの重要性を説明する。

アコースティックデザインシステム 鈴木氏

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