「第22回 Acoustic Audio Forum」

“スピーカーの伝送周波数特性について考える”試聴会、8月28日・29日に開催。測定アプリの実演なども

公開日 2015/08/10 17:44 編集部:小野佳希
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アコースティックデザインシステムは、「スピーカーの伝送周波数特性について考える」をテーマにしたオーディオ試聴会「第22回 Acoustic Audio Forum」を、8月28日(金)・29日(土)に東京・九段下の同社ショールームで開催する。


会場:アコースティックデザインシステム ショールーム(九段下)
時間
 8月28日(金)19:00〜21:00
 8月29日(土)13:00〜15:00
 8月29日(土)16:00〜18:00
使用機材
・Network Player/ SFORZATO DSP-01
・NAS / DELA N1Z
・Pre Amp / Accuphase C-2420
・Power Amp / Accuphase P-4200
・SP / B&W 805 Diamond

同イベントは、毎回テーマを変えながら同社が毎月行っている試聴会。次回第22回は「根本的にオーディオルームの音を良くする!」とし、上記のように「スピーカの伝送周波数特性について考える」をテーマとして設定した。

伝送周波数特性とは、スピーカにフラットな可聴周波数帯の信号を入力させた場合のリスニングポイントでの音圧特性のこと。同社では「いわゆる電気系のオーディオ機器の伝送特性は、ほぼフラットな特性と言われているが、スピーカーと部屋を含めた空間の伝送特性は、スピーカーや部屋が固有の振動特性を持つため、その影響が大きく、フラットな特性になることはない」と説明。

そこで、本イベントでは、低音の定在波がどのように伝送特性に影響を与えているのかを検討して、「より良き部屋の形(プロポーション)」「スピーカのセッティング位置とリスニングポイント」の関係を探っていくという。

当日は、スマートフォンやタブレットを利用して手軽に測定が行えるツールの実演や、パソコンによる伝送特性シミュレーションソフト(フリーソフト)の実演を予定。同社が測定業務でも使用しているエタニ電機株式会社の測定アプリを使用するという。

なお、同社は同アプリのダウンロードページも公式サイトで紹介。興味のある人は事前にインストールしておくことを勧めている。当日は希望者にはアプリをインストールしたiPad貸与も行う。

参加は無料だが事前の申し込みが必要。公式サイトの応募フォームから申し込みを受け付けている。

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