公開日 2018/12/29 06:30

今年最後の “本命” 完全ワイヤレス! AVIOT「TE-D01b」が最大81時間再生・音切れ(ほぼ)無し・高音質・ハイコスパで凄い

【特別企画】日本初のQCC3026搭載モデル
2018年を振り返ると、イヤホン市場では “完全ワイヤレス” がトレンドを牽引する一年となった。昨年は“初物”として各社の新製品がもてはやされたが、今年は完全ワイヤレスも商品コンセプトや音質、そしてクオリティが問われた一年だった。

本物志向の高まった今現在、クラウドファンディングを経て発売を開始したAVIOT「TE-D01b」は、今年登場した完全ワイヤレスイヤホンのなかでも要注目のモデルだ。

AVIOT「TE-D01b」

僕自身、発売前のサンプルを試聴した段階で別次元のパフォーマンスとクオリティを体験し、VGP2019では “ワイヤレス大賞” (関連ニュース)と、ワイヤレスイヤホン最高の評価をすでに下しているが、製品が購入可能になったいま、改めて製品レビューをお届けしよう。

“QCC3026” 搭載による優れた接続安定性とモノとしての良質なデザインを両立

最初にスペック面からAVIOTの完全ワイヤレス「TE-D01b」が注目を集めた理由を振り返ると、米クアルコム社の最新チップ “QCC3026” を搭載した日本初の完全ワイヤレスイヤホンとなったことが大きいだろう。

QCC3026はチップの省エネ性能を向上し、ワイヤレス通信の安定性を向上させる。さらに、左右どちらかをマスターにする従来の方式から、新たに通信環境に応じて親機/子機を入れ替える仕組みも取り入れられた。Bluetotohのバージョンは5.0で、AACコーデックとaptXに対応している。

カラーは左からガンメタル、ネイビー、ブラックを用意。バッテリーケースも本体とカラーが統一される

もう一つの驚きが、イヤホン本体のみでなんと最大9時間のバッテリー駆動時間を確保していること。aptXでの再生時では若干短くなる場合もあるとのことだが、それでもこのスペックだけで、完全ワイヤレスイヤホンとしてケタ違いの性能だ。

サウンド面でも、グラフェンドライバーを採用したほか、日本人エキスパートによる “Japan Tuned” が施された高音質志向モデルとなる。最新テクノロジーを取り入れながら、イヤホンとしてのクオリティも追求しているというわけだ。

実機を手にとってみると、イヤホン本体はメタリック筐体で、表面の質感にもなかなか高級感がある。片側のサイズは約4.5gと、完全ワイヤレスイヤホンとしては中型サイズ。形状は外耳の内側に収まるタイプだが、耳へと固定するフィンなどは付属品していない。ただし、IPX7の防水には対応しているので、ピタリとフィットする人はスポーツ用途も可能だろう。イヤホンは左右ともAVIOTのロゴ部分がボタンになっており、操作上は親機・子機の区別なく使える。

付属イヤーチップはS/M/Lの標準3サイズに加えて、クラウドファンディング成功の成果としてSpinFit製イヤーチップもS/M/Lの3サイズ付属。普段から僕はMサイズのイヤーチップを装着しているが、TE-D01bのMサイズは若干小さめなので、今回のレビューは標準タイプのLサイズを選んだ。

標準イヤーチップ(上)に加え、SpinFit製のイヤーチップ(下)が付属する

また、“モノ” としての完成度を語る上で要チェックなのが、付属のバッテリーケースだ。つや消しの金属カバーによるボディ、スライドの開閉タイプと質感も上々。イヤホンの収納部分がマグネットになっていて、吸い付くように充電の接点に固定される。イヤホンは充電ケースで約8回の充電にも対応するので、最大81時間も持ち出せる計算だ。

充電状況はケースのランプ表示で知ることができる

持ち運び用のポーチも同梱される

ケースの質量は約85.5gとコンパクトとまでは呼べないが、小型のモバイルバッテリー程度と考えると、カバンに入れて持ち歩く分には問題ナシだ。

次ページ音途切れナシの安心感、サウンドクオリティにも満足

1 2 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 女子プロゴルフ「第57回住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」9/18から3日間の放送・配信予定
2 スター・ウォーズのお宝集結!ライトセーバーなど撮影小道具が展示されるオークション展、9/18より原宿でスタート
3 マランツ「CINEMA 70s SERIES 2」レビュー。評論家も「クラスの枠を超えた音質」と太鼓判
4 デザイン、使い勝手、音、遊び心、すべて満点。1台2役のBluetoothレシーバーHiBy「W4」をレビュー
5 Apple TV、Apple Musicで最大192kHz/24bitのハイレゾロスレス対応。tvOS 27で提供開始
6 スピーカーやアナログプレーヤーの音質アップの方法とは?お金をかけずにスグできる4選
7 【インタビュー】新たな魅力をたずさえたCambridge Audio。エミライの総合力で日本での再出発を推進する
8 映画『聲の形』10周年記念、ドルビーシネマ上映決定。原作者・大今良時からのお祝いイラストも公開
9 「コジマ×ビックカメラ minanoba川口店」オープン初日から大盛況。地域の生活拠点として『ありがとう』が溢れる店舗を目指す
10 ビックカメラグループ、福岡ソフトバンクホークスのパ・リーグ優勝記念セールを九州エリア9店舗で開催
9/18 10:24 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー 202号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.202
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
ケーブル大全2026
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.34 2026 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.34(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • AEX
  • AA AWARD
  • analog Grand Prix