公開日 2016/01/07 13:06

<CES>パナソニックの最新プレミアム4KテレビとUltra HD Blu-rayプレーヤーの画質を折原一也が速攻チェック!

プライベートショーで「DX900」と「DMP-UB900」を体験
■4Kマスモニに匹敵するプレミアム機「TX-65DX900」

パナソニックは、CESへの出展に加えてラスベガス市内でプライベートショーも開催。4Kテレビ最新トップエンド機“DX900シリーズ”「TX-65DX900」と、Ultra HD Blu-rayプレーヤー「DMP-UB900」のデモを視聴することができた。

パナソニックがプレスカンファレンスで発表したDX900シリーズ

UltraHD Blu-rayプレーヤー「DMP-UB900」

まず、2016年モデルの目玉となるのが「Ultra HDプレミアム」の基準にも準拠したDX900シリーズ。65/58型の2モデルを展開し、2月より欧州から発売。日本でも今春の発売を予定している。

欧州版「TX-65DX900」の実機でデモ

同モデルは、4K/HDRのマスターモニターとなっている有機ELディスプレイの映像を極めて忠実に再現することを目指し、並べて映像を追い込んだという。その正確な映像表示クオリティが最大の特長だ。

バックライトは2015年モデルのものと同じデバイスで、DCI色域を約99%カバー。しかし、今回バックライトの数を128から約4倍に増やしたことで1,000nitというピーク輝度を確保した。

同時に、バックライトの分割駆動構造にも手を加えている。従来の方式を取りやめたことに加え、分割エリアごとの光が異なる分割エリアへ入り込まないようにし、隣接するLEDどうしの光の影響を従来以上に抑える構造とした。

エリア駆動の隣のブロックの光が入り込まない構造

こうした新構造のバックライトを、映像に最適化して分割駆動することで、ピーク輝度1000nitというだけでなく、黒輝度までも有機ELに迫る表示性能を備えたという。

色表現についても、新アルゴリズムを設計。4K HDR対応マスターモニターの色を基準に、実に8,000ものポイントで測定し、その色表現を近づけている。

その精度の高さは「色と色がどれだけ離れているのかを示す基準として『デルタE』というものがあるのですが、一般的なテレビではデルタEが5〜10程度、マスターモニターでは1程度です。そして、今回開発したモデルは1前後というレベルを実現しました」(同社テレビ商品技術統括担当部長の竹谷氏)とのこと。まさにマスターモニターに近い正確性を誇るわけだ。

なお、実機の設定メニューでは、HDR信号を入力した状態で「トゥルーシネマ」「シネマプロ」を選ぶことで、上記のチューニングを施したマスタモニター級の映像を視聴できるようになる。

■「特にすばらしいのが暗部階調表現の正確さ」

プライベートショーの会場で行われたデモでは、実際に有機ELのマスターモニターとTX-65DX900を2台、同社2015年モデル、他社製のモデルを並べて同じHDRコンテンツで比較上映。実際に筆者も暗室でデモを視聴したが、その映像の伸びやかさによるリアリティは、2015年に登場したどの薄型テレビも突き放すほどの高画質だった。

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